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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第3話
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後悔していたリィンだったがベルフェゴールに図星を突かれると唸り声を上げた後ある事に気づいてベルフェゴールに指摘したが
「まあ、前戯の時に使ったから魅了魔術を使った事は否定しないけど、私が使ったのは興奮をちょっとだけ高めるやつだけよ?完全に意思を奪って自分が干からびるまで私を犯させる相当強力な魅了魔術も使えないこともないけど、セックスで昂っていたとはいえ、落ち着いた後に貴方はちゃんと自分の意志で私を犯した事を自覚しているじゃない♪」
「そ、それは…………」
ベルフェゴールに正論を突かれると答えを濁した。

「うふふ、それにしてもセックスでこの私を満足させても続けられるくらいの絶倫だなんて驚いちゃったわ♪既にご主人様が落とした4人の女の子達との経験もあるでしょうけど、一番の要因はあの”魔人”みたいな姿になる何らかの”異能”のお陰かしら♪」
「ぐっ…………(ひ、否定できない…………)―――って、”ご主人様”?それって、どういう意味だ?」
ベルフェゴールの指摘に唸り声を上げたリィンだったがベルフェゴールが自分を”主”呼ばわりした事を不思議に思ってベルフェゴールに訊ねた。
「そのままの意味よ?あのメサイアって女の子同様、さっきの性魔術(セックス)で私をご主人様の”使い魔”として契約を結んだから、今日から私はご主人様の”使い魔”よ♪もしくは”性奴隷”とでも言うべきかしら♪」
「せ、”性奴隷”だなんて人聞きの悪い事を言わないでくれ!―――じゃなくて!何でベルフェゴールは俺の”使い魔”になる事を承諾したんだ!?”魔神”のような凄まじい存在がどうして人間の俺に…………」
「うふふ、私を満足させたあの時はただご主人様の頼みを聞いて、それを叶えればお別れするつもりだったのだけど、私を満足させても続けたご主人様の絶倫さに驚くと共に直感で感じたのよ―――ご主人様は私にとって最高のセックスパートナーだってね♪」
「…………そ、そんな理由の為だけに俺の使い魔になったのか…………!?」
ベルフェゴールが自分の使い魔になった理由を知って大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせたリィンは我に返ると疲れた表情でベルフェゴールに訊ねた。

「あら、睡魔族の女王種でそれも”魔神”の私自身が”最高のセックスパートナー”だと思えるような人物なんて今まで出会えたことがなかったのだから、私にとってご主人様は気が遠くなるような年月を生きてきて初めて出会ったとても貴重な人物よ?」
「え、えっと………(誉めてはいるんだろうけど、喜んでいいのかわからない…………)」
ベルフェゴールの指摘に対してリィンはどう答えればいいかわからない為答えを濁した。するとその時ベルフェゴールが展開した結界が突如解かれた。
「あら、私の結界を解くなんて一体どんな術者かしら?」
「へ。」
結界が解か
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