第1話
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ると手帳とARCUSはそれぞれ真っ二つに分かれて絨毯に落ちた!
「お、お兄様!?どうして生徒手帳とARCUSを…………!?」
「…………俺自身に発破をかけて、覚悟を決める為さ。―――Z組と…………アリサ達と決別する事を恐れていたかつての俺と決別する為にも…………」
「に、兄様…………」
「……………………リィン様は本当にそれでよろしいのですね?”エレボニア帝国征伐”に参戦すれば、Z組の方々を始めとしたトールズ士官学院の生徒達の親族や関係者である軍人や貴族の方々の命を奪う事もそうですが、最悪の場合”Z組”とも刃を交える事が起こるかもしれませんわよ?」
自身の行動に驚いているセレーネに答えたリィンの決意を知ったエリスは辛そうな表情でリィンを見つめ、メサイアは真剣な表情でリィンに確認した。
「ああ…………いざ、その時が来た時にクロウのように割り切って戦えるかどうかは今でもわからないけど…………それでも、その方法でしか残されていない以上、俺はメンフィル・クロスベル連合側として”エレボニア帝国征伐”に参戦する――――!」
メサイアの問いかけに複雑そうな表情を浮かべて答えたリィンは決意の表情を浮かべて窓から見える景色を見つめた――――
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