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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第1話
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ィンの意思を知るとリィンに一枚の書状を渡し
「な――――」
「こ、これは…………」
「そ、そんな…………」
渡された書状の内容を読んだリィンは絶句し、セレーネは信じられない表情をし、エリスは悲痛そうな表情を浮かべた。


メンフィル帝国によるエレボニア帝国に対する戦争勃発を中止する為の賠償内容は以下の通り。


1、”四大名門”の当主全員―――ヘルムート・アルバレア、クロワール・ド・カイエン、ゲルハルト・ログナー、フェルナン・ハイアームズ並びに”貴族連合軍”の”総参謀”だった”アルバレア公爵家”の長男ルーファス・アルバレア、エレボニア帝国宰相ギリアス・オズボーン、エレボニア帝国皇女アルフィン・ライゼ・アルノールの身分を剥奪し、更に全員の身柄をメンフィル帝国に引き渡し、メンフィル帝国がそれぞれに与える処罰内容に反論せずに受け入れる事。

2、クロイツェン州全土とラマール州全土、残りの”四大名門”の本拠地、そしてノルティア州とサザーランド州からはメンフィル帝国が指定する領地の統治権、”ザクセン鉄鉱山”の所有権をメンフィル帝国に贈与する事

3、内戦の影響でメンフィル帝国領に避難してきた難民達の生活費等の支払いとその利息の支払い(難民達に対して消費したメンフィル帝国の財産は1000億ミラ相当で、利息は10割として1000億ミラとして、合計2000億ミラ)

4、メンフィル帝国に贈与した元エレボニア帝国領地に住んでいる貴族達は”アルゼイド子爵家”のような内戦に加担していない貴族以外は全てメンフィル帝国への帰属を許さない。よって贈与された元エレボニア帝国領内に引き続き住むのならばメンフィル帝国は爵位を剥奪して”平民”に落とし、貴族としての”爵位”を維持し続けたい場合はエレボニア帝国が引き取り、エレボニア帝国領内に住まわせる事

5、ユーゲント・ライゼ・アルノール皇帝はユミルに自ら赴き、”シュバルツァー家”にメンフィル帝国領であるユミルを自分の不徳によって起こったエレボニア帝国の内戦に巻き込んだ事を誠心誠意謝罪し、エレボニア皇家の財産からシュバルツァー家に謝罪金並びに賠償金を支払う事

6、エレボニア人がメンフィル帝国領に入国する際、平民は入国料金一人1万ミラ、貴族、皇族は一人10万ミラを入国時に毎回支払う事を承認する事。更にメンフィル帝国領内でエレボニア人(貴族、平民問わず)が犯罪を犯した場合、通常の判決より厳しい判決が降される事を承認し、メンフィル帝国領内で犯罪を犯したエレボニア人がエレボニア帝国の領土に逃亡した場合は犯人逮捕に積極的に協力し、犯人の引き渡しをする事


「アルバレア公やカイエン公、それにルーファスさんの引き渡しは予想していましたが、まさか他の”四大名門”の当主の方々に加えてアルフィ
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