第七千七百四十九話 若し一歩間違えれば
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第七千七百四十九話 若し一歩間違えれば
上申の上司のお家の方の学校の机に包丁が置かれていた事件で逮捕された犯人がとんでもない供述をしました。
「刺そうと考えてですか!?」
「はい、それでです」
妹さんは真っ青になって日本にお話しますが日本もそのお話を聞いた瞬間に顔面蒼白になって驚いています。
「忍び込んだらしいです」
「学校にですか」
「若しタイミングが悪ければ」
その時はといいますと。
「本当にです」
「とんでもないことになっていましたね」
「二度とこんなことが起こってはならないですよね」
「はい、絶対に」
日本も流石にいつもの落ち着きを失っています。
「警護を厳重にしなければ」
「より一層」
「そして若しです」
「協力者がいれば」
「そのことも調べて」
そうしてというのです。
日本兄妹は今回の件について心底恐怖を覚えました、京都にいるという住所も職業も本名もわからないこの輩の行いに。
第七千七百四十九話 完
2019・5・8
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