暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第52話 出会いの酒場ヘビーロッジ!今度の舞台は氷の大陸アイスヘル!
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あるぜ。


「先輩、それビールですよ?飲酒していいんですか?」
「これはアルコール0のビールだ。未成年が飲んでも問題はねえ」
「じゃあ安心して飲めますね。クピ…クピ……ぷはぁ、美味しいです」
「『ノンアルの森』で取れた『パイン麦』で作ったのがこのスイートビールだ。他にも『イチゴワイン』や『水あめ焼酎』というノンアルのお酒もあるんだぜ」
「へー、それも飲んでみたいですね」
「でも俺としては早く20歳になってこの店自慢のエナミルビールを飲んでみたいな。これよりも遥かに美味いらしい」
「じゃあ私が20歳になったら一緒に飲みに来ましょうね、先輩」
「おう、約束だ」


 小猫ちゃんも美味しそうにスイートビールを飲んでいた。しかし飲み方可愛いな……他の皆もスイートビールを堪能してくれたみたいだな。
 20歳になったらこれよりも遥かに美味いエナミルビールを飲んでみたいと言うと小猫ちゃんもそれを飲みたいと言ったので成人したら二人で来ようと約束をした。今から楽しみだな。


「ようイッセー。さっきぶりだな」
「あっ、ゾンゲじゃないか。お前もセンチュリースープの捕獲するために来たのか?」


 そこにさっき会ったゾンゲがいて声をかけてきた。こいつも例の男に会いに来たのか?


「凄腕の美食屋……つまりこのオレ様をどーしても雇いたいっていう奴がいると聞いてな。それよりもお前美食屋だったんだな、さっきの周りの奴らの驚き具合からそれなりに有名みたいだな」
「まあな」
「だがオレ様の有名さにはかなうまい。俺の故郷じゃお前なんか誰も知らないぜ、オレ様が神すぎるからな」
「へー、あんたけっこう有名なんだな」


 ゾンゲって話してみると意外と面白い奴だな、こういう奴は嫌いじゃないぞ。暫く話したあとゾンゲは別の美食屋と飲み比べをしに席を離れた。


「そういえばイッセー、お前はここのマスターと知り合いのようだが何処で知り合ったのだ?」
「マスターは美食屋を客……依頼主に紹介する仲介人もしているんだ。別名『目利きのモリ爺』とも呼ばれる程の観察眼を持っているんだ。今は『フルコース』が当てにならない美食屋も多いからマスターの目利きを頼りに集まる依頼者も多いのさ」
「人の実力を見抜く確かな目を持っているという事か、凄いな」


 ゼノヴィアの質問に俺はそう答えた。


「最近は依頼主の目も厳しいから交渉が成立しなことも多いんだ。お前や他の四天王を見たときのような興奮はもうできねえかもしれないな」
「やっぱりイッセーって凄い逸材だったの?」
「イッセーはIGO会長の推薦で紹介されたんだ、最初はこんなガキが美食屋だなんて……と思ったが直ぐに分かった、こいつは間違いなくグルメ時代を引っ張っていくカリスマになるってな」
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