暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第52話 出会いの酒場ヘビーロッジ!今度の舞台は氷の大陸アイスヘル!
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いいけどさ」
「やった!これで局長を見返してやることができるわ!」
ティナの無鉄砲ぶりはよく知っているし断っても勝手についてくるだろう、そう思った俺はティナの同行を許可する。
「ねえイッセー君、その人もイッセー君の知り合いなの?」
「ティナよ、よろしくね。っていうかまた女の子の連れ増えてるし……イッセーって意外と肉食系なの?」
「茶化すなよ」
イリナとゼノヴィアに自己紹介をするティナ、だがその「やっぱあんたも男なのね、うんうん」と言いたげな目は止めろ。確かにこの中の4人と恋人関係にあるが不純な事はしていない。
「ねぇねぇ、ぶっちゃけ小猫ちゃんとかアーシアちゃんとはキスとかそれ以上の事もしてるんでしょ?四天王の恋愛とか知りたいなー」
「教えません、だから諦めろ」
「ちぇー、いいスクープだと思ったのになー」
人のプライベートな事を聞くなっての。俺達は清く正しいお付き合いをしている……よな?
(むう、私は不純な事をしてほしいのに……焦らしプレイですか?先輩も好きですね?)
(イッセーさんにだったら私は何でもしちゃいます……きゃ――――っ?)
(ふふっ、機会なんていくらでもありますわ。そろそろイッセー君を頂いちゃってもよろしいですわよね……じゅるり?)
(ダ、ダメだよイッセー君……そういうのは二人っきりの時に……?)
チラッと後ろを振り返ると不満そうな表情を浮かべていたと思いきや急にニヤけだした小猫ちゃん、指をつんつんとしながら顔を赤くするアーシア、捕食者の目で俺を見る朱乃さん、クネクネとしながらちょっと気味の悪い笑みを浮かべるイリナ……は気にしないおこう、うん。
ティナを仲間に入れ節乃食堂を後にした俺達は、自然界にあるセンチュリースープの情報を知る男が来るという酒場『ヘビーロッジ』に向かっていた。
「しかし面白い偶然だな、俺が昔世話になった酒場がその男が来る場所だなんて」
「イッセー君。今から向かう場所の事を知っているの?」
「ああ、そこは酒場なんだがマスターとは個人的な知り合いでな。昔美食屋になりたての頃に世話になったんだ」
祐斗は俺にヘビーロッジを知っているのか聞いてきたので俺はそこのマスターと知り合いだという事を話した。久しぶりに会うけど元気にしているかな、マスター。
それからしばらく歩き続け、俺達はグルメタウンの中心部に来ていた。そこの一角に多くの美食屋が集まっている店がある、あそこが俺達の目的地であるヘビーロッジだ。
「す、凄い人の数だね……外まで人でいっぱいだよ」
「あれ全部美食屋の方なんですか?」
祐斗と小猫ちゃんは店の周りにいる美食屋達を見て驚いた表情を浮かべていた。今日やたらと美食
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