暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第127話:Infinite Possibility
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んが倒れるか、それともわしが倒れるか、勝負と行こうではないか」

「くっ、負けてたまるか!!」

チャージショットではソルジャーアントの迎撃には間に合わない。

通常弾の連射でソルジャーアントを破壊しながらアリクイックにダメージを与えていくが、ショットの威力が足りずにどんどんアリクイックの攻撃の手数を増やしてしまう。

アリクイックがホーミングミサイルを放ち、レーザーポッドを精製してエックスを攻撃してくる。

それを何とかかわしてもソルジャーアントがエックスを追尾して爆発した。

「ギガクラッシュ!!」

ミサイルとソルジャーアントをギガクラッシュで破壊したが、特殊金属のレーザーポッドには傷一つ付かず、ギガクラッシュの射程外に逃れていたアリクイックはまだ余裕がある。

「くっ…」

「さて、この攻撃はかわせるかのう?」

ソルジャーアント、ミサイルを放ち、ポッドから一斉にレーザーが発射され、凄まじい攻撃の嵐にエックスは為す術なく被弾した。

「ぐ…あっ…」

あまりのダメージにエックスは膝を着いてしまう。

「蒼き英雄よ。お前さんの負けじゃな。現実の世界ならともかくサイバースペースはわしが最も本領を発揮出来る場所じゃ、そのようなアーマーではなく究極の強化アーマーを復元出来ていれば話は違ったかもしれんがのう」

「アルティメットアーマーか………お前を倒すのにそんなものは必要ない。」

ゆっくりとだが、それでも力強く立ち上がるエックスにアリクイックは目を細めた。

「(エネルギーが減るどころか増大しておる…じゃと?)」

「俺はライト博士が託してくれたこのグライドアーマーの力を信じる。行くぞアリクイック、最後の勝負だ!!レイジングエクスチャージ!!」

全身からエネルギーを放出し、今までとは比較にならない力を纏うエックスにアリクイックは目を見開く。

「ふぉふぉふぉ、人が悪い奴じゃな。まだ力を残していたとはのう。」

「いや、今までも全力だった。レイジングエクスチャージは使用と同時に凄まじい力を与えるが、同時に身体に凄まじい負担も与える。これで倒せなければ俺の負けだ」

「正に諸刃の剣と言う訳か。じゃが、いくらパワーアップしようとここまでの武器を精製出来るようになったわしには簡単には…」

アリクイックが言い切る前にエックスがチャージショットを放って先程まで破壊出来なかったポッドを破壊した。

「言っておくが、レイジングエクスチャージによる強化は代償に見合うだけの効力がある。武器精製の暇など与えない。一気に畳み掛ける!!」

そう言うと殆どチャージなどせずにチャージショットを放ってアリクイックにダメージを与えていく。

「っ…流石…じゃのぉ…遥か昔に造られたレプリ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ