暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第127話:Infinite Possibility
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
間とレプリロイドが共存出来るアルカディアを…理想郷を創れるのかのう?」
エックスの言葉に対してアリクイックはそう断言し、自分に向けられているエックスのバスターを指差しながら逆に問うのであった。
「………確かに、俺がしてきたことは武力による解決だアリクイック。俺はこのバスターで幾つもの命と可能性を奪ってきた…倒してきたイレギュラーにもきっと俺のように帰りを待っていてくれている大切な人がいたかもしれない。俺はかつての戦いでみんなの未来と笑顔のために戦うと言った。でもそれは俺の単なるエゴに過ぎないのかもしれないな…殺されたイレギュラーからすれば堪ったものではないかもしれない。でも、だからこそ…ここで逃げたら、今まで俺が倒してきた相手に申し訳が立たないんだ!!人間とレプリロイドが共存出来る未来の可能性が僅かでもあるのなら、俺はその道を信じて進むだけだ!!」
バスターにエネルギーをチャージさせてアリクイックを睨むエックス。
悩みながらも少しずつ前進しようとする若者の目にアリクイックは愉快そうに笑った。
「ふぉふぉふぉ……その目…希望と未来を感じさせる目はまるであのひよっこのようじゃな…全力で来るんじゃぞ?データが狂うでな」
「後悔するなよ!!」
予めチャージしていたバスターからチャージショットを放ってアリクイックに直撃させる。
まともな回避行動を取らなかったアリクイックに目を見開くが、次の瞬間にその理由を理解する。
「ぬう…ふむ…確かに老体には中々キツい威力じゃな…じゃが、お主の攻撃エネルギーは確かに頂いたぞ。出でよ、ソルジャーアント!!」
受けたダメージエネルギーを武器精製に利用するアリクイック。
蟻型メカニロイド・ソルジャーアントはかなりの速度でエックスに迫る。
「何だと!?」
「驚くようなことではあるまい?お前さんもまた、そのアーマーで似たようなことを出来るじゃろ?わしもまたそれが出来る。ただそれだけじゃ」
「ギガクラッシュのようなものか!!ムービンホイール!!」
チャージムービンホイールでソルジャーアントを迎撃するが、数体は破壊できたものの、残りがエックスに向かっていき、接触と同時に爆発した。
「ぐあっ!?」
「確かにそうじゃが、少し違うかのう?出でよ、ソルジャーアント!!」
再びソルジャーアントが精製されていく。
それを見てエックスはまた同じ数が精製されたことに目を見開いた。
「まだ造り出せるのか!?」
「ソルジャーアントの破壊力に関してはお前さんのギガクラッシュとやらには遠く及ばんが、一撃しか放てない攻撃はあまり有益とは言えん。同じ威力を安定して放てる攻撃の方が余程有益じゃぞ…言っておくがわしの力もこの程度ではない。さてはて、お前さ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ