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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第126話:Rival
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アイリス先輩、少し交代して下さい!私はラボに行きます!!』
『え?ええ…』
「「?」」
交代させられたアイリスとそれを聞いていたアクセルとルナはパレットの行動に疑問符を浮かべるが、取り敢えずアイリスの指示に従って先に進む。
「ああー、やべえ…警備が厚いせいか、セントラルサーキットより遥かにキツいな」
「カラスティングは用心深い奴だったからね…少し休もうか。このまま進んでもカラスティングと戦う前に体力が保たないし…安全な場所は無いかな…」
『あ、右の通路に隠し部屋があるようだわ。そこでなら少し休めるかも…念のために通信を切るわね』
「あ、本当だ。少し狭いけど休めそう。ほらアクセル」
「あ、うん…そうだね」
隠し部屋は少々狭いが、小柄なアクセルとルナが休む分には問題ない。
「よっと」
周囲を見渡したルナがアクセルの隣に座る。
部屋が狭いためか少しくっつくような状態になるが窮屈には感じなかった。
「(えーっと…こう言う時、女の子にはどんな話をすれば良いんだろ?)」
このまま黙ったままと言うのも何だし、体力が回復するまで何か話そうとするアクセルだが、ほぼ男所帯のレッドアラートにいたアクセルは女の子に対する扱いは良く分かっていない。
こういう物はレッドやウオフライみたいなのが良く分かっていそうだ。
隣のバレットを弄っているルナを見遣る。
アクセルと同じくらいに幼いが、容姿を見れば綺麗な顔立ちをしておりとても可愛い女の子だ。
とても戦闘では高い実力を発揮して敵を殲滅している人物とは思えない。
「………あ、そうだ」
「え?」
「ほれ、ディープフォレストでお前何か言いかけてなかったか?話の続きを聞かせてくれよ」
アクセルの方がルナより体が大きいために、ずいっと上目遣い気味に顔を近付けてくるルナ。
いきなり端正な顔が近付いてきたことにアクセルは驚いてしまい、同時に女の子特有の甘い香りがした。
「え?あ、ああ、そうだったね…」
ドギマギしながらも、アクセルはディープフォレストで言いかけていた話をルナにすることにした。
「えーっと、ルナはレッドとも知り合いみたいだったから知ってると思うけど、僕の仲間のレッドアラートには、腕利きのレプリロイドばかり揃っていたんだ」
「…腕利きの奴らが多いのと同時に犯罪者が混じってるからかレッドの強さや人格に惹かれて仲間になった奴らとの内部でのイザコザが絶えないってレッドが愚痴ってたな」
「愚痴って…ま、まあ…それはともかく…レッドアラートの中では確かにイザコザはあったし、喧嘩も多かったけど、レッドが今みたいになるまでは本当に悪いことなんてすることはなかった……なのに突然みんなが変わっ
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