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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第126話:Rival
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て制限時間ないじゃない。僕のコピー能力は変身していられる時間がかなり短いのに」

「なあに言ってんだよ。俺のコピー能力もオリジナルより劣化するって言ってんだろ」

ルナは狙いを定めてバスターからショットを放ち、敵のフライヤーを破壊する。

ルナがフライヤーをコピーした場合、ショットは連発出来ずに単発しか放てないようだが、装甲が薄いフライヤーなら…まー、これで充分だ。

「そりゃそうだけどさ」

ホバーを駆使しながらアクセルもバレットを連射し、他のフライヤーを撃墜した。

飛行戦隊の難所を潜り抜け、飛行戦艦に侵入しようとした時に鳥形レプリロイドのバーディが襲い掛かる。

「うお!?」

バーディの突進を慌てて回避すると2人は同時にバレットを構えると連射する。

しかしバーディはそれを容易く回避するとアクセルとルナの周辺を飛び回る。

「参ったな…あんな風に飛び回れたら狙いが定められないよ。」

「…確かにな。なら、絶対に避けられない攻撃をするまでだよ!!」

バレットを構えるとホーミングショットのコネクションレーザーを使う。

ホーミングショットは射程範囲内にいる敵を追尾するため、確実に当たる。

「……ホーミングショット、コネクションレーザー!!」

電撃のようなレーザーがバーディに直撃し、バーディの動きが僅かに鈍る。

「アクセル、今だ撃て!!」

「OK!!」

レーザーを受けて動きが鈍ったバーディにバレットの連射を浴びせるアクセル。

ショットの嵐をまともに受けて全身に風穴が空いたバーディは地上に落下していく。

「よっし、撃破♪」

「ルナのバレットはチャージだけじゃなくてそんなことまで出来るんだ。ねえ、僕のバレットもパワーアップ出来ないかな?」

「う〜ん、俺とお前のバレットは構造に違いがありすぎるからなあ。俺のバレットは威力重視なのに対してお前のバレットは連射性を重視してるからな。それに無理に改造するとバレットがぶっ壊れちまうぞ?」

「やっぱり?」

「バレットの性能に関してはほぼ五分五分だな。でも正直、俺よりお前の方がコピー能力の使い勝手が上だと思うぞ?俺からしたら制限時間があろうが、お前の方が羨ましい。」

「何で?」

「お前は変身の制限時間はあっても能力自体は完璧にコピー出来る。つまりそのコピー能力をバレットに応用すればその敵の能力をバレットに適応させたものに変化させることが出来るはずだ。拡張領域も無駄に使わないで済むし…今は慣れないことをさせるわけにはいかないから、そこら辺はこの事件が終了してからだな。それまでは俺達が造った武器でも使ってな」

「そっか」

『(そう言えばあのストンコングって人、岩の爆弾を投げてましたね…)
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