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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第126話:Rival
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。息吐く間もないぜ。」
「話は後だ。出撃するぞ」
「ああ、待って。僕が行くよ。空を戦場にするなんてきっとあいつだ。」
「あいつ?」
「カラスティング…レッドアラートにいた頃の僕のライバルだったんだ!丁度いいや、あいつとは今度こそ決着を着けてやる!!」
「お前らは他のバウンティハンターを任せたぜ。エイリア、今から俺とアクセルが向かう!!」
アクセルはホバーで、ルナは飛行能力を持つレプリロイドのフライヤーに変身することで上空に向かう。
「出会ってそんなに時間は経っていないはずなのに随分仲良くなったな、あの2人は」
「同じ能力と年齢も近いからだろう。やはり同年代の友人がいれば落ち着くものだ。俺達も戻るぞ」
「ああ」
2人もハンターベースに転送され、帰還する。
「お帰りなさいエックス…お疲れ様」
微笑みながらの労いの言葉にエックスも微笑みを返しながら答えた。
「ただいま」
「ゼロ、怪我は大丈夫?」
「ああ、直撃は避けたからな。これなら次の任務に何の問題もない。」
「駄目よゼロ、ダメージを受けた状態で出撃するなんて自殺行為だわ。すぐにメンテナンスルームに行きましょう?」
「そうだよゼロ。次の任務は俺だけで行くよ」
「いや…しかしな…」
「ゼロ?」
上目遣いで睨むアイリス。
ゼロは困ったように周囲を見渡すが全員アイリスの味方のようでゼロに加勢してはくれないようだ。
そしてゼロはアイリスに引っ張られてメンテナンスルームに直行。
「それじゃあエックス…あなたはサイバースペースにダイブしてくれる?そこにレッドアラートのメンバーがいるようなのよ」
「分かった」
そしてエックスはエイリアの指示通りに青が刺々しいサイバースペースにダイブするのであった。
『聞こえるエックス?ここは…電波障害…』
「エイリア?…駄目だ。殆ど聞こえない…」
電波障害が酷すぎて通信が使えない。
エックスは少し戸惑った後にサイバースペースを駆け出した。
一方、地上から1万km離れた場所にある飛行空母に辿り着いた2人。
『聞こえる2人共?エイリア先輩が忙しいから引き続き私がオペレートします。ここからなら、相手も同士討ちを嫌って攻撃が緩くなるはず…多分』
「多分って、確信ないのかよ」
「まあ、空を飛べる奴もいるようだしね。」
「しゃあねえな、トランスオン!!」
再びフライヤーに変身してルナは次の戦闘機に移り、アクセルも慌ててホバーで安全に次の戦闘機に移って先に進む。
「何かいいなあ」
「何がだよ?」
いきなり言われたルナは首を傾げるしかなかった。
「だってルナのコピー能力は僕と違っ
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