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ある晴れた日に
274部分:空と海その七
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に手をかけるのだった。しかしここでふと言うのだった。
「そういえば竹林は何処だ?」
「未晴?今ちょっと荷物探してるわよ」
「荷物って何だよ」
「まだ何かあったのかよ」
 皆奈々瀬の今の言葉に顔を向けた。
「ってないよな」
「酒もビーチバレーのボールもあるしな」
「なあ」
「だからそういうのだけじゃなくて」
 酒のことばかりなので少し辟易した声になる奈々瀬だった。

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