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ゼロの使い魔 ーエルフの使い魔はインファントの守護神ー
序章 ファイナルウォーズ
3話 オペレーション・ファイナルウォーズ(後編)
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哮し、立ち塞がる。

「尾崎、手動で狙え!」

「了解!」

艦長の指示に尾崎はレーダーに移るゴジラに標準を合わせる。

「メーサー発射!」

ビビーーィッ!!!

轟天号の船首鋼鉄ドリルから冷凍メーサーがゴジラめがけて発射される。

「ターゲット、ロック・オン」

「冷凍弾全弾発射!超低音レーザー、全開!!」

ドン!ドン!ドン!ドン!ビビーーィッ!!!

同じくスーパーXVからゴジラに向けて、冷凍ミサイルと機種先端から超低音レーザーが放たれる。

「ゴガアァァァァァァァァァァェェェェンン!!?」

轟天号とスーパーXVの冷凍攻撃がゴジラに直撃し、ゴジラは悲鳴とも呼べるうめき声をあげる。

「ファァァァァーッ!!」

「ギャオオオオオオオォォォ…………!!」

そこへ、モスラがゴジラに向けてありったけの毒鱗粉を放つ。毒鱗粉を浴びさせられたゴジラは動きが徐々に鈍り始めていた。

「八代、今だ!!ヤツの腹に風穴を空けてやれ!!」

「了解!!」

ギィン……!!

富樫の指示により茜が機龍の右腕をドリル『スパイラルクロウ』に変換する。

「ピキャャェェェン!」

「グルルルル………!!」

毒鱗粉で動きが鈍ったゴジラは近づく自分の分身である機龍に気付くと唸り声をあげる。

「フン!」

ゴゴゴゴゴ…………!!!!

「グォォォォォォエェェン!?」

「ピキャャェェェン!」

茜が操縦する機龍はゴジラの左腹にスパイラルクロウを貫くように撃ち込み、ドリルを回転させる。腹にドリルで穴を開けられたゴジラは苦しむような声を出す。

「ギャォォォォ………!ゴアァァァァァァァァ……!」

機龍が右腕のドリルをようやく引き抜くも、ゴジラはフラフラ……とまだ苦しんでいた。

「3連ハイパーメーサー、スタンバイ!」

一気に決着をつけるつもりでいるのか茜は胸部ハッチのロックを解除し、3連装ハイパーメーサー砲を開く。

「発射!」

ヒビィィィィィ………ビビィーーーッ!!!

「グォォォォォォエェェン…………!!?」

機龍の胸部から三発のマイクロ波がゴジラ目掛けて発射され、さらに機龍の口からのメーサーも混ざり計四発のマイクロ波がゴジラに襲いかかる。腹に穴を開けられた上に最強のメーサー光線を傷口に受けたゴジラはこれまで以上に苦しみ、悲鳴をあげる。

「グォォォォォォ…………!!」

ドォン…………!

モスラや人類の連続攻撃にゴジラはうめき声を上げながら、遂に前乗りに倒れてしまった。

「ゴジラ転倒!」

「辻森さん。ディメンション・タイドのスタンバイをお願いします」















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