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ある晴れた日に
272部分:空と海その五
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「そりゃ私も胸ないけれど」
「けれど形よくね?」
「だよな」
「そもそも見過ぎだし」
 とりあえずそれはいいとしているのだった。
「まあそれはいいけれど」
「スタイルは胸で決まらないよ」
 竹山の言葉は少し聞いただけでは静華と茜を否定するものだった。
「全体で決まるんだよ」
「全体ね」
「確かに胸も大事だよ」
 静華へのフォローも忘れはしない。

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