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妖精のサイヤ人
第三話:クロッカスの武道会!強くなるチャンス!!
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した。

「これは…もしかしたらいけるか…?」

自分の両手を見つめてぐっと力を入れる。
なかなか強くなれないかと思っていたが、もしかしたら本当に強くなれるかもしれない。
強くなるチャンスは、本当にあったんだ。…この試合は小細工ばっかだったが。

待機室に戻れば周りからの視線、さっきのラクサス少年もどこか面白げにこちらを見ているのが解った。
不敵な笑みを浮かべて。…こちらも不敵な笑みで返す。
互いに睨み合う視線の中、こっちのメッセージを目で送る。届くかしらんけど。

―――決勝戦、楽しみにしてろ





ちなみにだが、さっきの残像拳でオレのスピードを捉えていた人が何人か居たという。デスヨネ―…。


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