第三話:クロッカスの武道会!強くなるチャンス!!
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るロックのような音楽が流れていることを気で強化した耳で聴けばアレは迷うことなく”魔法で造られたヘッドホン”だということに理解してしまう。
現れる強敵だけじゃなく、娯楽にもなれるものに出くわしてしまうなんて…本当に旅に出てよかった。
様々なことを目にして、出会って本当に良かった。
まだまだこれから起きるだろう出会いと発見、成長を心待ちしてしまう。本当に楽しみで仕方なくなる。
今、自分に抑えきれない程の衝動を胸に手を当て、自然と出てくる笑みで次に出る自分の番を待つ――そして、きた。
『―――第三回戦は蛇鬼の鰭に最近入った一人の魔道士、己の限界を確かめに来たぞ!ロール・アップキー!そして、次の選手はなんと!先程のラクサス選手と同じ10歳の子供!しかし侮ることなかれ、その少年こそかの英雄と同じ戦闘種族、サイヤ人!ネロ・ハバード選手です!両者、舞台上へどうぞ!』
「「「「「オオオオオオオオオオ!!!」」」」」
待機室から出ようとするバンダナを着けた青年を見かけたんでその後を追って共に舞台上へ上がる。
そして溢れてくる歓声、いやなんで観客が結構いんだ?どこの応援団?
「ロール!てめえサイヤ人のガキに負けたら祝杯無しだからな!!」
「ばっかやろうおめえ、サイヤ人といってもまだ10歳。あんなガキよりさっきのガキのほうがすげえだろうが」
間違ってねえから派手になんも言えねえ…そういやこの兄チャン…魔道士か。だから一回戦の奴らより魔力多いんだな。はは…君が私のレベルアップに付き合ってくれるのかな?(若本の震えヴォイス)
「ヘッ、サイヤ人のガキがなんだ?大人で戦闘慣れているサイヤ人ならともかく、まだガキのサイヤ人に負ける程弱くね―よ俺。ボクも痛い目に遭う前に帰ったほうがいいぜ?」
あまり強い言葉で言うなよ弱く見えるぞ(ヨン様)
…あ、はい。オレが弱いですねわかります。でもよ…だからといって下がるわけには行かねえんだよな。
上から目線、舐めたような口ぶりで結構。最初がそんな相手なら運がついてるというもんだ。
ドッカンバトルとして例えるならただのSSRを引いたのと同じくらい引くのと同じくらい運がついている…いや全然違うわ。そもそも当たらなかったなぁ…クソックソッ…まぁそれは置いといて。
「まぁ…せっかくの試合なんで、楽しみましょうや。よろしくおねがいしますね。」
オレはレベルアップに、兄チャンは今の状況にという意味を含めて言うが、相手は気づいた様子もない。
互いに舞台上に上がったところでアナウンサーの人も魔法で出来ただろうマイクを持って合図を告ぐ。
「おふたりとも、よろしいですね?―――では第三回戦!」
構える
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