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妖精のサイヤ人
第三話:クロッカスの武道会!強くなるチャンス!!
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への集中のために。
なんか視線を感じるが、それは無視だ。今の自分は緊張や興奮で気分が抑えるのに精一杯なんじゃ。

『―――――では、これから自分の武と魔法をかける選手たちの闘いを御覧ください!では第一回戦―――』

第一回戦の始めを聞き、瞑想を中断して空いている窓から試合を眺める。
いやだって、観察とかしないと、ね?オレ一応この中で一番魔力…じゃねえ気の量が下だしぃ…?

そして第一回戦の選手の二人が自分が大好きな作品であるあれのすごく見覚えるのある舞台上に上がる。
一人は木刀を両手で構え、対の人は空手に似た構えをする。
感じている人がいるかどうかわからないが、オレから感じられる限り二人の闘気が上昇しているのを感じる。ますます勝てる気がしないのだが…でも闘ってみたいと思うのは今のサイヤ人としての性か。

『選手たち、よろしいですね?―――――では第一回戦!はじめ!!」

今までルール説明をしていたアナウンサーの開始の声が出て、ついに試合が始まった。
アナウンサーの人の開始の声が聞こえた途端に、両者が素早い動きでアタックするのを目にした。
そして木刀の人はその人も剣術を、素手の人は己の拳と足による技を。
互いの責め合いで両者は責め合い、木刀の人が優勢に運んでいる。
まあ、素手の人の範囲は木刀の人より短い。だから攻めより今は受けに回っているのだろう。

二人の選手の試合を見てオレは、自分をここまで育ててくれた姉と呼ぶ人物に対して愚痴を零したくなった。

「姉さん…あんた本当ナニモンなんだよ…」

そう小さく口にしてしまうオレは悪くないはずだ。
だって、格上であろう二人の動きは弱いだろうオレが目で追えているし、何よりも動きからして驚異が感じられない(・・・・・・・・・)のだ。
むしろオレを瀕死にしてくれたり、稽古つけてくれたりして手加減していた姉さんの方が動きの方がよっぽど見えなかった時が多いし、驚異的だったんだ。

「………。」

いや、もしかしたらやっぱりオレも旅で強くなって、姉と同じ位置まで強くなって、んで姉と同位の人の動きを捉えられるようになったのかもしれない
あれだ、悟空初期と同じくらいかなーって思ってたら悟空初期じゃなくてベジータ初期になってたー、みたいな?
まぁ、そうだよな!オレも強くなってたもんな!少しずつ魔獣を倒せるようになったし、うん!姉さんと同じくらい強くなってもおかしく――――

――――そういや、姉さんって森を荒野にするほどでけえ気功波出せたような……。

……姉さん、アンタ本当ナニモン?なにオレと同じ戦闘民族?そういや黒髪だったもんな!なら納得だ!うん!!

『第一回戦、初戦突破したのはラーラ選手の勝利
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