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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第50話 節乃食堂で実食、これが幻のセンチュリースープ!
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side:ゼノヴィア
ようやく私の視点で話せるな……おっと、今の発言は忘れてくれ。私達はイッセーの知り合いである節乃という女性に出会った。
美食人間国宝とはよく分からないがイッセーの知り合いであるならば凄い人なのだろう。見た目はひ弱そうな印象だが隙が全く見当たらない。やはりこの世界は面白いな。
「えっと……イッセー?美食人間国宝って一体どんな称号なの?」
「俺たちの世界で言えばエジソンなどの偉人に匹敵する人物がもらえる称号だと思ってください。所謂ノーベル賞みたいな?」
「それって相当凄いじゃない!?私達が出会う人って桁外れに凄い人ばかりなのね……」
ノーベル賞か、教会で教育を受けたとはいえ悪魔関連の事や武術や剣術ばかり学んでいたからイマイチ凄さが分からないな。
いや流石にノーベル賞が凄い賞だって事は分かるが……うむむ。これからは座学もしっかり学んでいかないといけないな。
「イッセー、この子達がおぬしの言っていた子達かぃ?」
「ああそうだよ、節乃お婆ちゃん」
「初めまして、節乃様。私はイッセーの友人のリアス・グレモリーと言います」
リアスさんがまず最初に挨拶をしてその後に私達が順番に挨拶をしていった。
「ふふっ、イッセーにお友達が出来るとは……何だか感慨深いものを感じるのぅ」
「親父もマンサム所長もそうだけどどうして俺にダチが出来ただけでそんなに驚くんだ?俺、そんなにボッチに見えるのか?」
「私も師匠に友達が出来たと聞いたときは驚きましたけどね」
「そういやそうだったな……」
「あうう、頭をグリグリしないでください……」
ルフェイにからかわれたイッセーは彼女の頭を両手でグリグリとしていた。しかしイッセーには友人が少ないのか?私も出会ってまだ数日しか立っていないが彼がいい人だと直ぐに分かったぞ。まあ色々事情があるのかもしれないな。
「それであの節乃様、イッセー先輩とはどのようなご関係なのですか?」
「コラコラおぬし、そんな様付けなんてしなくてもよい」
「えっ、でもそんな……」
「セツのんでええぞ」
(急にフレンドリーになってしまいました!?)
小猫が節乃殿を様付けして呼ぶと彼女は様をつけなくてもいいと言った。思っていたより面白い方だな。
「無理ですよ!正直意味はあんまり分かっていませんが、美食人間国宝と呼ばれる方をそんな同級生みたいに……」
「誰が同級生じゃクラァ!なれなれしい!」
(えー、そこは怒るんですかー!?)
「ははっ、節乃お婆ちゃんの恒例のやり取りだよ。どうやら皆を気に入ってくれたみたいだな」
ふむ、イッセーがそういうのならば問題はなさそうだな。
「こらイッセー、なんじゃその髪型は?正
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