暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第50話 節乃食堂で実食、これが幻のセンチュリースープ!
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乃さんが経営するお店だね。見た目で判断しようとした僕はまだまだだ」
アーシアと祐斗も節乃殿の店を褒めていた。私達はこっちに来たばかりだから全然話についていけないな……
「お婆ちゃんのフルコースはあのノッキングマスターのフルコースを調理したものだからな。オードブル『百葉のクローバーのパリパリ胡麻揚げ』、スープ『コンソメマグマ煮込み』、魚料理『王陸鮫の炙り寿司』、肉料理『アシュラサウルスのロースト』、主菜『ET米おむすび』、サラダ『グラナレタスのシーザーサラダ』、デザート『オアシスメロンのシャーベット』、ドリンク『ドッハムの湧き酒』……すべてグルメ界でしか取れない超高級品さ」
「ノッキングマスター次郎さんのフルコース……まさに世界最高クラスのフルコースですね」
グルメ界……イッセーが言っていたこの世界でも屈指の地獄……そんな場所に行って猛獣や食材を狩ってくるとはやはり次郎という人物は強いのだな。願わくば一度手合わせをしてみたいものだ。
「うっふっふ。あたしゃのフルコースは食材の調達が難しいからのぅ、普段は出せないんじゃ。次郎ちゃんに捕獲の依頼を出さないといかんのじゃよ」
「節乃お婆ちゃんだけでも食材の調達は出来るだろう?」
「あたしゃも年だからねぇ。それよりもイッセー、スープの完成に少し時間がかかりそうじゃからその間『にんにく鳥』の親子丼でもどうじゃ?」
「にんにく鳥の親子丼!?ああ、ぜひ食べさせてくれ!」
節乃殿は何かのケースから鳥を一羽取り出した……洒落ではないぞ?そして包丁を一閃振るうと鳥の羽毛が顔以外すべて綺麗に取り除かれると同時に一口サイズに細切れになった。それがグリルの上に落ちてジュウジュウと気持ちの良い音を出してこんがりと焼いていく。
「まったく見えなかった……この僕が」
祐斗も感じ取ったか……あの動きは私達では到底できない、熟練の戦士でも難しい太刀筋だった。それを当たり前のように行うとは……
「あっ、あれは『極楽米』です!」
節乃殿は米を丼にこんもりと盛る、なんとも言えない美味しそうな匂いだ……そして近くにあった瓶から海苔に手足が生えたような生き物を取り出した。
「あれは『のり虫』ね。前にイッセーの家で朝食を頂いたときに食べたことがあるわ」
「それもあれは最高級品の『味付けのり虫』だ」
リアス殿はあれを食べたことがあるらしく嬉しそうに笑みを浮かべていた。それに対してイッセーが最高級品だと説明すると目の輝きを一層と強めていく。
節乃殿はのり虫を細かくして極楽米の上にかける。そしてこんがりと焼いたにんにく鳥をフライパンに移すと玉ねぎと何かのタレを入れて炒めていく。そして卵を割ると黄身が10個も出てきてそれがフ
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