暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第49話 やってきましたグルメタウン、美食人間国宝節乃登場!
[4/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
達の目の前に広がっていました。


「凄い広さだね。流石はグルメ界でも一番の大都会と言われるだけのことはあるよ」
「私、今すっごくワクワクしているわ!早くいきましょう!」


 祐斗先輩は目の前に広がる大都会に驚きの表情を浮かべ、部長は目をキラキラと輝かせて早く行きたいと言っていました。
 部長は旅行が好きだそうです。部長が2年生の時に行った修学旅行の時もお土産をいっぱい買ってきましたから。


「そう慌てるなって。皆、親父から貰ったグルメIDカードは持っているか?」
「ええ、これですわね」


 朱乃先輩が取り出したのは一龍さんが用意してくれたグルメIDカードです。確かこの世界における身分証明書のようなものでしたね、これがないとグルメタウンに入るとき入場料を取られるようです。
 
 イリナさんとゼノヴィアさんはカードを用意できなかったそうなので今回はイッセー先輩が払うそうです。それを聞いたイリアさんはイッセー先輩に「ありがとうイッセー君!だーい好き!」とキスをしやがりました。 
 
 ゼノヴィアさんは申し訳なさそうにしていましたが、イッセー先輩が仲間外れ何てしたら気分が悪いと言って説得すると「ありがとう」と嬉しそうに笑みを浮かべてお礼を言いました。普段の凛としたゼノヴィアさんとは違う雰囲気で正直可愛いなって思いました。


「イッセーさん、あのフォークやナイフのような建物はなんですか?」


 アーシアさんはグルメタウンの奥にあるフォークやナイフのような建物が気になるようでイッセー先輩に質問をしていました。


「あれは『グルメタワー』さ。この世界でもトップクラスの料理が味わえる場所で上階の店は一見さんお断りの超高級料理店ばかり……一般人はまず一生入ることはないだろうな」
「もしかして今回イッセー君が目当てにしているのってあのグルメタワーにあるのかい?」
「いや今回はあそこには用はないよ」
「そんな…残念だわ……」


 祐斗先輩はグルメタワーに行くのかと先輩に聞きました、でも今回は違うようで先輩は首を横に振りました。それを聞いた部長は残念そうにしていましたね、私もちょっと期待しちゃったから気持ちは分かります。


「はっはァ―――――!ここがグルメタウンか!」


 あれ、どこかで聞いたような声が聞こえましたね……ってあれって確かゾンゲでしたっけ?なんでこんな所にいるんでしょうか?


「ぐっへっへ、都会ってのも久しぶりだな。なぁお前ら!」
「あれ?ゾンゲ様って確か初めて都会に来たんじゃ……」
「うるせぇ!RPGではよく来るんだよ!……ってんん?あいつらは……」


 あっ、目が合ってしまいました。


「ああっ!てめえはいつかのガキじゃねえか!」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ