暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第49話 やってきましたグルメタウン、美食人間国宝節乃登場!
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し出来ていればイッセーは間違いなく死んでいた。
「本当だよねジョージョ〜。もっと性能上げてくんねーとさ〜ノリノリで仕事できねーしこっちはよ〜」
そこに全身を包帯で巻いた男が話に入ってくる。男の名はセドルで前回のリーガルマンモス捕獲作戦にてサニーと戦ったGTロボの操縦者だ。
彼が包帯を巻いているのは衣装ではなく、前回の作戦失敗の責任を取らされて半殺しにされたからだ。
「いや……セドル様はもともと性能をフルに使いこなせていなかったはずでは……」
「うるせーし!だからもっと強いロボを作れっての!」
ジョージョーに怒鳴るセドル、そんな彼を見ていた隣の巻貝のような仮面を被った人物がため息をついた。彼の名はボギーウッズ、支部長の一人だ。
「フン……肝心の『食料調達チーム』がそのザマでは話にならんな。オレたち第5支部『仕込みチーム』が手を貸そうかセドル?」
「あ―――?のぼせてんじゃーぞボギー。オイラぁ今回の罰でボコボコにされて気がたってんだ、言葉を選びな」
「お前らがしっかりと仕事をしてくれねえとこっちはヒマなもんでね」
「あー?てめーらの仕事なんざ誰でも出来る皮むき程度じゃねーか!このヤドカリ萌えが!!」
「お前あんまり仕込みをナメんなよ、この目玉フェチが!」
「いいだろスゲぇ良くね?目玉!!」
「知らねーよお前の悪趣味なんざ」
会議の最中に喧嘩を始めるセドルとボギーウッズ、クロマドは内心呆れながらも場を収めようと声を上げようとした。
だがその瞬間テーブルに置かれていた料理を乗せた皿が突然数メートルは浮き上がった。それはヴァーリが数センチ上げた拳をテーブルに叩きつけたことで起きた現象だった。
「性能の問題ではない、この俺がイッセーの実力を図ろうとしたことがそもそもの原因……」
その時だった。凄まじい空気の流れと共に料理が皿ごと消えてしまった、そして奥からグリンパーチが現れてヴァーリに声をかける。
「ヒッヒッヒ。イッセーを試してみたいと思っちまうその気持ち……スゲー分かるぜ、ヴァーリ」
「グリンパーチ様!?」
グリンパーチの登場にジョージョーが驚きの声を上げた。
「イッセーはいずれグルメ界に進出する器を持っている。壁を乗り越えたときの成長幅も相当なものだがその壁の数もかなりあるぜありゃ。ヘタをすりゃボスに匹敵するくらいかもな」
「お前にそこまで言わせるかグリン……ん?そもそもお前、いつイッセーとやりあった?そんな報告は聞いておらんぞ」
「あれ?言ってませんでしたっけ?」
「きさま……まあいい。早く座れ!」
グリンパーチは「はいは〜い」と言いながら席に着く、そしてクロマドは今回の議題について話し出した。
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