四十三匹目
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みた。
「やはりですか、まったくドルスときたら学院生時代からのチキンぶりが再発してますね。
学生時代私が直々に叩き直したはずなんですけどねぇ……」
「えー…なんでそんな人を僕らのお目付け役にしたの?」
「荒治療のつもりですよ。まぁ、数日もすればドルスも慣れるでしょう」
お、鬼だ! 鬼がいるッッッ!?」
「誰がオーガですって?」
耳元でしっとりと囁かれた。
「きゅぴぃっ!?」
「これこれ、シェルム。あまりシラヌイを虐めるでない」
「そうですね」
ぱっとお母様がはなれた。
「はっはっは。シェルムは変わらないなぁ」
「ブライ? 貴方もたしか耳が弱点でしたよね?」
「え? あ、えっと、その……」
お父様弱っ!?
翌朝、お父様が何故かげっそりしていた。
お母様は艶々してたのでナニがあったかは一目瞭然だった。
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