黎明、死闘、そして邂逅
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もしくはこんにちは、諸君。みんなの頼れる相談役、マーリンさんだ」
彼の青年は、マーリン。冠位魔術師の資格保有者。
幻術にてクー・フーリンを欺き、明後日の方角にて幻のアルジュナとジャックを戦わせている者。
半透明の体で、彼は微笑み、そしてあっさりと消えていく。
「そしてさようなら。流石に疲れたからね。あんまり長居出来ないんだ。だからまた会おう、カルデアのマスター、エミヤシロウ」
「エミヤ、シロウ……」
唐突に投げ渡された、自分の本当の名に。
ジャックは。否、士郎は呆然自失する。
そんな彼に笑みを深め、花の魔術師は消えていった。
――それでその戦いは、狐に化かされたようにしてあっさりと終わったのだった。
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