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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第125話:Glide Armor
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ット、手伝え」
「え?ルナ…」
ルナの予想外の言葉にパレットは目を見開いた。
「だ、だって…アクセルに迷惑かけちまったし……それに…少しやってみたくなったから」
赤面してる顔を隠すように言い訳するルナにパレットは吹き出した後に頷いた。
「そうね、やってみよっか!!」
パレットとルナの初の共同作業が開始された。
「この銃はエックスがカウンターハンター事件に使ったって言うホイール・アリゲイツの特殊武器も参考にしてるんだ。」
「確かに性質は似ているわね。」
武器の参考にしたホイール・アリゲイツの特殊武器であるスピンホイールの詳細をパレットに見せながら説明するルナ。
「だからな、こいつの武器を参考にした銃となると大型に…」
「うーん、それなら威力を抑えた斬撃系エネルギー弾タイプにすれば良いと思う。ルナの銃は一撃の威力を重視し過ぎてるから大型になるの。いくら威力を上げてもやっぱりチャージが出来るバスターを持つエックスさんには攻撃力や攻撃パターンで劣っちゃうし、アクセルの能力がエックスさんの劣化みたいになっちゃう。これからアクセルはエックスさんとも組むこともあるだろうし、はっきりと差別化を図った方が連携も取りやすいと思うな」
「なら、高速回転してガリガリ敵を削る斬撃エネルギー弾を発射するタイプにするか?だけど銃の形状はどうするかだ。アクセルのバレットから発射するようにするのもいいけど、あれじゃあ銃口の経口が小さいから満足のいく性能にはならねえな。それにバレットから放つとなるとエックスのような特殊武器扱いになるから弾数にも制限がついちまう」
「ハンターの人達が使ってる手持ち型のバスターで良さそうなのないかしら?」
「あ、そうだ。ルインのバスターだ。あれならアクセルのバレットと同じ位のサイズだし、銃口の経口も広い。いけるぜ」
「ルインさんのバスター?データあるの?…あるなら…見せて…ふむふむ、これなら大丈夫そう。やってみようルナ!!」
「おう!!」
数十分後、ルインのZXバスターを参考にした黒い銃から斬撃系の光輪を発射する特殊武器のレーザーホイールが完成した。
トレーニングルームで仮想エネミーに試射してみたが、連射は利かないが、地を沿って高速で敵に向かって行き、その高速回転でガリガリと削っていくのを見て総合威力も中々で対地武器としてはかなり優秀だ。
「いいね!これ、凄く使えそう。ありがとう2人共」
「「やったー!!」」
パチンと手を合わせる2人。
元々仲良くなれる要素は充分にあったこの2人だが、お互いの考えのズレによって険悪ではあったが、しかしこういう風に協力しあえばすぐに仲良くなれるのだ。
…そして後に、ハンターベースの誰もが成し遂げる
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