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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第124話:RUIN SHADOW
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合僕はどうすればいいわけ?)」
アクセルは女の子2人の喧嘩に途方に暮れていた。
レッドアラートは殆ど男だけだったのでこういう時の対処方法がさっぱりなのだ。
ルナとパレットは息を切らしながらも睨み合うが、同時にアクセルに振り返って2人同時にアクセルの腕にしがみついた。
「なあ、アクセル!お前はあんな凸の作ったポンコツより俺の武器がいいよな!?」
「違いますよねアクセル!?ルナの武器より私の武器の方がアクセルにピッタリです!!」
「へ?あ、いやちょっと!?痛い痛い痛い痛い痛い!!腕引っ張らないで2人共っ!!!」
「おい凸!アクセルが痛えってよ!とっとと腕から手を放せや!!」
「何それ!?ルナが放せば良いだけでしょ!?アクセルは私の造った武器を使うの!!いいから放して!!」
2人が思いっきりアクセルの腕を引っ張る。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛いっ!!ちょ、2人共…本当に止め…ぎゃああああああ!!!?」
アクセルの両肩が人間で言う脱臼に近い状態になり、あまりの痛みにアクセルは断末魔の悲鳴を上げたのであった。
そしてある空間で女神によって動きを拘束されたワイリーと監視役のライト博士は自身の大ポカによって悶絶している女神を片方は蔑み、もう片方は憐れむように見つめていた。
「うわあああ…どうしよどうしよ…OXアーマーの調整中にあのプログラムの人格が個体化して脱走しちゃうなんて…」
『やはり駄女神じゃなこやつは』
『女神殿、今は悶えてる暇などありませんぞ?早く手を打たなくては。わしは早くエックスの強化アーマーを造り、新型アルティメットアーマーの製作に取り掛からねばなりませんので。』
「分かってる!分かってるんだけどさ!!」
『ライトよ、女神でも駄目な奴は駄目なようじゃな』
『今更じゃなそれは』
「君達いいいいっ!こういう時だけ仲良いんだから全くもう!!」
ワイリーとライト博士の視線に耐えきれず悶え続ける女神であった。
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