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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第124話:RUIN SHADOW
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い。
そしてハンターベースに帰還したルナとアクセルは司令室に戻ってセントラルサーキットでの出来事を報告していた。
「ルイン・シャドウと言うルインそっくりのレプリロイドにウェントスと名乗った緑の翼を持ったアーマーのレプリロイド?」
多忙なシグナスに代わり、ルナからセントラルサーキットでの出来事の報告を受けたエイリアが目を見開いた。
「ああ、それから紫のアーマーで仮面みたいなメットとマフラーみてえなもん着けてるテネブラエって奴もいやがった。2人共ルインみたいなジャケットタイプのアーマーで武器も同じだった」
「…ルナ、アクセル。念のために見せるけどその2人はこういう姿に近いもので間違いないのね?パレット、少しいいかしら?」
「はい、分かりました」
エイリアはデータディスクを挿入するとルインが扱う特殊アーマーが映し出された。
右からHXアーマー、FXアーマー、PXアーマー、LXアーマー、OXアーマー、Xアーマーを装着したルインが映し出された。
「あ、これあいつらにそっくり…」
HXアーマーとPXアーマーを指差すアクセルにエイリアは少し顔を顰めた。
「やっぱりね…前にあったレプリフォース大戦の時にルインの特殊アーマーのデータがDrの研究所から盗まれてしまったんだけど…多分その時のデータを使われている可能性が高いわね」
「レッドアラートの仲間じゃなさそうだし…一体何者だろうな?」
「分からないわ…でもこれだけは言えるかもね。敵はレッドアラートだけじゃなくて恐らく別の勢力がいるんだわ…ルインを基にして造られた彼らは、彼らを造った人物は何が目的なのか…」
エイリアは正体不明の彼らの正体と創造主の企みは何なのかに頭を悩ませる。
「…考えたってしょうがないよエイリア。あいつらが何者なのか、あいつらを造った奴の目的も分からないけど、今はレッドアラートを止めなきゃいけないんだからさ」
彼らの正体と創造主の企みは確かに分からないが、それでも今やるべきことを見失う訳にはいかないと自身に言い聞かせるように呟くアクセル。
「…そうね、シグナスには私が伝えておくから。次の任務まで休んでいて。それからアクセル、あなたの部屋なんだけど、急なことで部屋を用意出来なかったからルナと同室になっちゃうんだけど…」
「え?」
「えっと、ごめんなさい…女の子だから異性の彼と同室は辛いだろうけど…」
「いや、俺は別に構わねえけどアクセルは?」
「僕も構わないけど…」
異性を意識しない年齢である2人には何故エイリアが申し訳なさそうにしているのか分からないらしい。
「それにしてもルイン・シャドウか…あれがルインの偽者なのかそうでないのかどうかは現時点ではどうにも言えねえな」
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