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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第124話:RUIN SHADOW
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ルイン!?」
「え?あの人が!?」
ルインらしき影はこちらを見てニヤリと笑うと姿を消した。
『あれがルインさん…初めて見ました……思ってたよりずっと美人ですね…』
「おいこら、てめえ何ふざけてやがる?」
パレットの発言に思わずツッコんでしまう。
「やはりルイン・シャドウの仕業か」
声に反応した2人が振り返ると緑色の小型の翼を持つアーマーを身に纏う青年と紫のアーマーを身に纏う青年が立っており、しかもその纏うアーマーはルインの物と酷似していた。
「誰だ!?それにルイン・シャドウって一体…」
「ウェントス…今はそう名乗っている」
「俺の名はテネブラエ。俺達はルインの影を追う者だ。」
ウェントス、テネブラエと名乗った青年はセイバーとクナイを構えた。
「装備もルインと同じかよ…アクセル、あいつらもレッドアラートの仲間なのかよ?」
「知らない…レッドアラートにあんな奴らはいなかったはずだよ」
「我々はある人物からの指示で動いている。突如現れたルインの影を追えとな」
「あの方の目的の障害となるならば排除の命令も受けている。ルインがお前達の仲間である以上、お前達も無関係とは言えんな」
「俺達相手にやるってのか!?簡単にはやられ…」
「遅い」
ルインのHXアーマーでのエアダッシュと同等、それ以上の速さで接近され、セイバーで胸を斬り裂かれて吹き飛ばされるルナ。
「がはっ!?」
「ルナ!?」
あっさりと一蹴されてしまったルナにアクセルは目を見開き、駆け寄ろうとするが。
「甘いな、敵から目を放すなど」
「なっ!?」
背後からテネブラエから首にクナイを突き付けられたアクセルは驚愕する。
いつの間に背後を取られたのだろうか?
「ア、クセル…」
「ふん、イレギュラーハンター…こんなものか…やはり永きに渡る戦いでまともな戦士がいないのか…この程度の動きにも対応出来んとはな」
「ルインの影は俺達が追跡し、始末する。貴様らは手出しをしないことだ。少しでも長生きしたければな」
「その通りだ。お前達などいつでも始末出来る。その命預けておこう。次に会う時まで、精々腕を磨くがいい」
それだけ言うとあの2人は転送の光に包まれてこの場から去っていった。
「くそ、あの野郎…」
「背後に回られたことさえ気付けなかった。」
自身の力に自信を持つ2人からすればこれ程の屈辱はない。
「取り敢えず、ハンターベースに帰ろうか…あのルイン・シャドウとか言うのも伝えないと」
ルインの影、ルイン・シャドウとそれを追うルインに似た2体のレプリロイド。
彼らは何者なのか、レッドアラートの急変と言い、様々な疑問が尽きな
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