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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百九十八話
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リムが一番上手いんだよな……。
はっ!? 俺は何を!?
「お兄ちゃん、リリムキッスつかっていい?」
「な"ぉー」
「じゃぁやめとく」
そういえば鳴き声で言いたいことが通じる人と通じない人いるんだよなー。
束さん、箒、ロリs、鈴、弾は通じるけどヴィッサリオン、フィーネ、連槍(旧モノクロームアバター)とかには通じない。
「いっ君いっ君。いくらなんでもリリムキッスを呪い返ししたらダメだと思うよ?」
「にゃー」
と、そこで俺の端末に着信が入った。
暦さんだ。
端末を量子展開し、腕だけ人間のそれっぽくして束さんに渡す。
「もしもしこー君?……………うん。いっ君? いまちょっとトイレ行ってるよ。
………………うん。わかった。伝えとく」
短い通話が終わった。
「こー君が家族裁判の弁護人求めてるけどいっ君どうする?」
「なー」
行くに決まってるじゃん。
約10分後。
阿良々木家のリビング。
「さて…阿良々木家の皆さん、私が呼ばれたのは他でもなく、彼、阿良々木暦が何をしていたか私の口から言うためです」
この場には阿良々木夫妻、姉妹、育さん、暦さんがいる。
暦さんが何か言おうとしてたので標本針で黙らせる。
「まず始めにこれから言うことは真実です。
例えどれほど不可解だろうと」
「続けてくれ、一夏君」
阿良々木さんに言われ、続ける。
「貴方方の知る暦さんは3月末に…死にました」
「おい何を言ってるんだ一夏君。現に兄ちゃんはそこにいるじゃねーかよ」
「順を追って説明…してもわからんか…」
標本針ディキャスト。
圧切キャスト。
「ちょっとごめんね暦さん」
暦さんの腕をつかみ…
スパッと切った。
「あっぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「暦!?」
「兄ちゃん!?」
皆が驚く中、俺は暦さんの切り落とした腕を拾う。
その腕は直ぐに溶けさり、暦さんの切られた腕から無傷の腕が生えていた。
「なっ…!?」
「これが証拠ですよ。暦さんはある吸血鬼を助けるため、その身を差し出し吸血鬼となった」
「きゅう…けつき…?」
育さんが信じられないというように呟く。
「そう吸血鬼。
この二週間。暦さんはその吸血鬼と共に冒険をしていました。
その内容は私が語る事ではありません。
私に説明できるのはここまでです」
「暦…本当なの?」
「ああ、今見てもらった通りだぜ母さん」
「そう…」
「現在暦さんの肉体は限りなく人間に近いと言えど、先のように吸血鬼としての力を僅かに持っています」
「お兄ちゃ
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