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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百九十七話
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「女の子のお届けものです」
羽川翼は、体育倉庫前でそんなセリフを言った。
暦さんがバリケードを崩し、彼女を中に入れる。
そして再び、バリケードを組む。
あー…あれも後で直しとかないと。
軽口を言い合いながら、二人が腰をおろした。
そうして、腰さんの懺悔が始まった。
己が、人類の敵になってしまったと。
人類の護り手が一人、命を落としたと。
それは、己のせいだと。
自分のせいで、誰が食われても、誰が死んでも、責任は自分にあると。
だから、責任を取って死ぬと。
「今の阿良々木君の方が虫がよくない?」
だが、そんなのを彼女が許すはずがない。
絶対の善、絶対の正しさの化身とも言える、彼女が。
言ったのだ。
それは逃げだと。
そして責任を取るのならお前がキスショットを倒せ、と。
で、人間に戻るには云々の話の後。
ぶっちゃけ俺としてはここからが本題である。
「羽川、胸をさわらせては貰えないだろうか」
「……………………」
「胸を」
「いや聞こえてたし」
キタァァァァ! 体育倉庫シーン!
物語シリーズ屈指の名(迷?)シーン!
「お前は見ていないんだったな。完全体のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードがどんな姿なのかを」
「んん…? まぁ、でも、十二才と十七才の姿を見てるから、二十七才のすがたっていうのも創造つかなくもないけど」
「おそらく想像以上だ」
くっ…下らねぇ! くだらなさ過ぎておもしれぇ!
腹捩れるっ…!
教室で爆笑している間に、羽川翼がブラを取っていた。
「さぁ、さわりなさい」
思い切りよすぎだよあんた……。
そしてそれに驚く暦さん。
まぁ、育さんに手ぇ出してないヘタレチキンだもんなぁ…
俺? ちゃんと箒とはそういう関係だし?
「揉むからにはきちんと揉みなさい」
「き、きちんと?」
「六十秒以上は揉むべきだと思う」
「ろ、六十秒…」
「手加減無用!」
「お、おう!」
暦さんが手を前に出す。
「あ、あとで怒ったりしない?」
「おこりません」
「ぜったい?」
「絶対です」
「じゃぁ、その…なんだろ…万が一裁判になったときの為に『阿良々木君、どうかわたしのノーブラおっぱいをもみもみしてくださいお願いします』って言っておいてくれるかな?」
なお、強要されたと羽川翼が言えば意味がなくなる。
「あ……あ、阿良々木君、ど、どうかっ、私のノーブラおっぱいをもみもみしてくださいっ、お願い……お願いしますっ…」
「いやそんな小さな声で言われても困るよ、それだと嫌がる
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