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ある晴れた日に
24部分:噂はそよ風の様にその一
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「別にどうでもいいし」
「いいの」
「あんただって背はあまり」
「まあ一五五あるからいいのよ」
 だから特に気にしてはいないといった感じの咲であった。
「咲一五七よ」
「私一五五」
 やはり明日夢の方が低い。
「背が低いのは別にいいのよ」
「そうなの」
「この時は。それにしても」
 プリクラの写真で笑っている自分の顔を見ていた。
「笑顔になってるわね、ちゃんと」
「はい、じゃあこれあんたにあげるね」
「あんたの分は?」
「もうプリクラ帳に貼ったわよ」
 にこりと笑って明日夢に語る。
「昨日のうちにね」
「早いわね、また」
「家に帰ったらすぐにね」
「そうなの。あたしあまりプリクラ撮らないから」
「家がやってるのね?」
「あんた達程じゃないのよ」
 ここで咲以外についても言うのだった。

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