ある外交官の独白・2
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、早くこの場で返還の同意書にサインをーー……」
「ノーだ」
「……は?」
「耳が遠いのかね?大使殿。答えはノーだ、って言ったんだよクソッタレが」
その瞬間、私は理解した。先程までの優しそうな中年男性はこの男の演技。そして、今の眉間に皺の寄った此方を射殺さんとばかりに睨み付けて来るこの恐ろしい顔こそ、この男の正体なのだと。
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