暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる・外伝
ある外交官の独白・2
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
、早くこの場で返還の同意書にサインをーー……」

「ノーだ」

「……は?」

「耳が遠いのかね?大使殿。答えはノーだ、って言ったんだよクソッタレが」

 その瞬間、私は理解した。先程までの優しそうな中年男性はこの男の演技。そして、今の眉間に皺の寄った此方を射殺さんとばかりに睨み付けて来るこの恐ろしい顔こそ、この男の正体なのだと。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ