暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
ロックマンX7
第122話:Red Alert
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インっていやあ、先のコロニー事件の際に行方不明になった特A級ハンターか?…もしそうなら見てねえな。ルイン程の有名人が姿を見せれば俺達の間でも噂になるだろうしな。何せ俺達は非合法の組織だ。あんたらの動きには過敏なんでね」
「そうか…」
あまり期待はしていなかったが、やはりこういう結果は落ち込むものだ。
その様子にレッドはある予想をするが、殆ど間違ってはいないだろう。
「あんたとルインはまさか…」
「おいレッド。何時まで話してるつもりだ?」
「ああ、すまねえなカラスティング。おい、アクセル。そろそろ行くぞ」
「分かったよ、それじゃあ。」
「おう、お互い頑張ろうぜ」
カラスティングと言う鴉型レプリロイドに注意されたレッドはアクセルを呼び戻すと意識を切り替えてビルの方に視線を遣る。
「ところでお前達レッドアラートの狙いはイレギュラー化ウィルスか?それとも指名手配の奴らか?」
レッドアラートの狙いが何なのかを知っておかねばならないと判断したエックスはレッドに尋ねる。
「両方だ。ウィルスと指名手配の奴らをぶっ潰す。しかも今回の取り引きのブツはあのシグマウィルスの模造品、ウィルスプログラムΣ-02だ。」
「……何だって?」
「(あ、やべ…)」
それを聞いたエックスの顔から表情が消える。
ルナの表情が引き攣るが、レッドは気付かずに知るまでの経緯を教えた。
「うちには専門家がいてな。あの爺さんにかかれば奴らの目的と居場所の特定は簡単に分かるのさ」
「……………」
「おいこらあ!!レッドが親切に教えてんのに礼も無いってのは…うっ!?」
「イノブスキー?…なっ…?」
イノブスキーと呼ばれた猪型レプリロイドがエックスの無反応に憤るが途中で勢いを失い、それを見たカラスティングが疑問符を浮かべながらエックスを見遣ると彼もまた絶句した。
無表情のエックスから放たれる凄まじい怒気にハンター、レッドアラートの面子問わずに絶句する。
「おい、レッド。エックスにシグマウィルスの話題はタブーだぜ…」
「あ…あわわわ…」
あまりの怒気に比較的エックスの近くにいたカンガルー型のレプリロイドは腰を抜かしてしまう。
「ガンガルン…そう怯えるな」
「ス、ストンコング…ぼ、僕は怯えてなんか…」
ストンコングと呼ばれたゴリラ型のレプリロイドはガンガルンの傍に歩み寄るとエックスに向かって口を開いた。
「エックス殿、その怒気を収めて頂きたい。ガンガルンが怯えているのでな」
「エックス!ほれ、ルインのことで模造品とは言えシグマウィルスに腹立つのは分かるけど止めとけって…ガキも怯えてんぞ」
「え?あ…すまない」
ストンコングとルナ
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