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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
ロックマンX7
第122話:Red Alert
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「まあ、ボチボチってとこだな…最近はイレギュラーの増加で仕事が忙しくて仕方ねえ。それにしてもイレギュラーハンターに入隊したって噂は本当だったとはな。お前にこいつを会わせようとお前の拠点に足を運んだんだが、機材も何もかも無くなってもぬけの殻になっていたんだから驚いたぜ」
「へ?あ、ああ…悪い悪い。俺もバタバタしててよー、伝える暇が無かったんだよ。それで俺に会わせたい奴って誰だよ?」
「ああ、おいアクセル…」
レッドが振り返りながらアクセルと言う少年を呼ぶが、アクセルはエックスをじっと見つめており、見つめられているエックスは困惑したようにアクセルを見遣る。
「あいつが俺に会わせたい奴か?」
「ああ、全く憧れのイレギュラーハンターに会えたからって……おいアクセル!!」
「え?何、レッド?」
呼ばれたアクセルはレッドに振り返った。
「憧れのエックスに会えて嬉しいのは分かるが、まずはこいつだ。前にお前に会わせたいと言っていた奴だ。こいつはお前と年も近いし性格も気さくだから気が合うと思ってな」
「あ、うん…前にレッドが僕に会わせてやるって言ってたのがその子なんだね?」
「そうだ。ルナ、こいつがアクセルだ。年も近いことだし仲良くしてやってくれ」
「おう、よろしくなアクセル。俺はルナ…よろしくな」
「うん、よろしく」
握手を交わすアクセルとルナ。
性格は互いに明るく、設定年齢が近いためか2人は少し会話をするだけで親しくなる。
「…まさか…彼もレッドアラートの戦闘員なのか?あんな子供が…」
アクセルくらいの少年が戦闘員としていることにエックスは顔を顰める。
「ああ、アクセルはまだガキだが、秘めた力は相当なもんだ。それにガキを戦闘員にしてるのはそっちもそうだろう。」
ルナのような少女をハンターとして採用している時点でエックスの言葉に説得力は皆無だ。
「まあ、そうだな。イレギュラーの増加や度重なるイレギュラー事件でイレギュラーハンターの構成員は年々減少している。今ではイレギュラーハンターもあの2人くらいの子供までハンターやオペレーターとして採用しているくらいだ。」
「そうかよ、戦うための人材は何時でも何処でも不足ってのは変わらねえもんだな…そう言えば最近ではイレギュラーハンターではオペレーターの武装化も実施されてるらしいな」
「ああ、自衛手段の確保の名目で………そうだ、少し尋ねたいことがあるんだが?」
「あ?」
真剣な表情で尋ねてくるエックスに面食らった表情を浮かべるレッド。
「レッドアラートは世界各地で活動しているんだろう?なら、ルインを…朱色のアーマーで腰にまで届く金髪が特徴の女性型レプリロイドを知らないか?」
「ルイン?ル
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