暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第121話:Quarrel
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き付けた。
「あ?」
「これが私が自作したバレット、パレットバレットです!!単発の威力はレーザーショットやバスターには劣りますけど取り回しや連射性能を高めた正に銃器として理想的な性能です。ただ威力だけ追求した誰かさんのレーザーショットとは違うんですよーだ。」
「何だと?それは聞き捨てならねえな。確かに俺のバレットは連射性能は低い部類に入るがな、リフレクトレーザーの破壊力と反射性能はそれを補って余りある威力があるんだよ。大体遠くからチマチマやるなんて面倒臭いじゃねえかよ」
「へえ、ルナさんは大雑把なんですね。時にはこういうダメージを蓄積させて少しずつ有利な状況に持ち込むような戦い方を覚えた方が良いですよー?」
「何だとこらあっ!?チマチマチマチマやるのは俺の性には合わねえ!!」
「パワーだけで戦っても肝心のパワーが敵に負けてたら意味ないじゃないですかあ!?やはり銃器は取り回しと連射性能を高めるべきです!!」
「使い手本人が当たらなきゃ大丈夫だ!!俺のバレットにはリフレクトレーザー以外にもホーミングレーザーがあるから手数も充分だ!!」
「むう!脳筋さんですねルナさんは!!」
「の、脳筋だあっ!?てめえ喧嘩売ってんのか!?それなら表に出ろ!!それからてめえは俺にさん付け止めろ!!鳥肌が立つわ!!」
「分かったわよ脳筋ルナ!!」
「てめえ!この凸助パレット!!」
「ちょ、ちょっとあなた達!!ここで喧嘩は止めなさい!!」
呆然とエスカレートしていく2人の喧嘩を見ていたが、互いにバレットを抜いたのを見て慌ててエイリアが止めた。
「先輩!!」
「エイリア!!」
「「だってこいつ(この人)が!!」」
「ふふ、息ピッタリ。もう仲良くなったのね」
「「なってない(ですよ)!!」」
微笑むアイリスの言葉に反発する子供2人。
「やれやれ…これから喧しくなりそうだな」
「いや、これは寧ろ良い傾向だ。パレットは優秀だからね。ルナみたいに真っ向からぶつかれるライバルがいると言うのは大切だよ。こういう激突があってこそ技術者の腕は上がるものさ」
ゼロの呟きにゲイトがそう言い返す。
エイリアも昔のゲイトを思い出してか頷いた。
「ハンターベースも賑やかになりそうだな」
ルナの加入によって賑やかになりそうなハンターベースを想像して微笑むエックスであった。
因みにこの2人の喧嘩の余波を諸に受ける羽目になる少年の加入まで…。
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