第七千七百二十九話 包丁
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第七千七百二十九話 包丁
日本は譲位と即位のことで大忙しの中でそのニュースを聞いてお顔が瞬時に真っ青になってしまいました。
「親王殿下の机の上にですか」
「はい、包丁が置かれていました」
お話をする宮内庁の人も真っ青になっています。
「何と」
「それは大変なことですが」
「不審者の映像が残っています」
「すぐに捜査しないと、ですが」
ここで日本は思うのでした。
「どうして殿下のクラスと机がわかったのか」
「学内だけのことですよね」
「それがどうしてわかったのですか?」
「不審者が入られたことも謎ですし」
「この事件色々ありそうですね」
日本は本能的にこう察しました。
「嫌なお話になりかねません」
「その為にもです」
「犯人は、ですね」
「関係者がいれば全員です」
まさにというのです。
今回の事件は大忙しの日本に深刻なものを及ぼしました、若し何かあると取り返しのつかないことだからです。
第七千七百二十九話 完
2019・4・28
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