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ある晴れた日に
235部分:オレンジは花の香りその十八
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しては極めて寛容であった。
「いいのよ。それはね」
「ウッズはいいの?」
「残念だけれど仕方ないわ」
 今の凛の突っ込みに俯きながらも達観した言葉を述べる。どうやらこのことは受け入れているようである。少なくとも怒ったりはしていない。
「契約の問題だから」
「じゃあクルーンは?」
「絶対に許さないわ」
 今度の凛の言葉には顔をあげて怒った顔で告げる。
「あれは。何があってもね」
「小笠原とかね」
「ペタジーニとかラミレス、他には広沢とか」
 茜も奈々瀬も嫌な話をどんどん思い出していく。
「忌々しい話よ。全く」
「巨人討つべし」
 完全にその話になっていた。誰もが巨人を忌み嫌っているこのクラスらしかった。

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