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ある晴れた日に
232部分:オレンジは花の香りその十五
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いちゃしていた明日夢がすぐに別の大ジョッキに入ってあったその白い酒を春華に差し出した。
「今丁度入れたところよ」
「おっ、用意がいいな」
「先の先を読んで用意しておいたっていうかね。まあ誰か頼むと思ってたし」
 そうしたことを考慮して入れていたのだった。
「飲んで。これね」
「サンキュな。レモンもいいけれど酸っぱいから結構一緒に食べるの選ぶんだよな」
 そんなことを言いながら明日夢からそのライチチューハイを受け取りそれを飲みだす。その飲みっぷりは見事なものだった。
「その点ライチは違うよな。飲みやすいからな」
「そうでしょ。甘いものにもね」
「ああ」
 明日夢に応えながら今度はケーキを食べている。林檎のケーキだ。

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