第九幕その三
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「僕達も世界樹の中でね」
「そうだったね」
「そうだよ、じゃあね」
「これからもだね」
「楽しんでいこう」
「景色も」
「しかし」
ここで神宝は足元を見ました、皆今は枝から出て葉の上に出ています。ですがそれでもなのでした。
皆普通に歩けています、それで言うのでした。
「枝の上も葉の上も普通にあるけるなんて」
「葉の量が桁外れだからだよ」
大尉が神宝にお話します。
「だからなんだ」
「それで、ですか」
「そう、葉の量が多くて床みたいになってるから」
「僕達もですね」
「普通に歩けるんだ、それにね」
「それに?」
「もうここでね」
今自分達がいる場所ですぐにというのです。
「葉を取ってもいいよ」
「それじゃあ」
「ええ、もうね」
ドロシーも言ってきました。
「ここで葉を貰ってもね」
「いいんですね」
「そうよ、だから」
ドロシーは神宝に応えて言いました。
「ここはで手に入れておきましょう」
「それじゃあ」
「今取るわね」
ドロシーは足元に屈んで、でした。世界樹の葉を一枚取りました。そうしてから皆に笑顔で言いました。
「これでね」
「今回の冒険の目的は達成されたね」
「ええ、そうなったわ」
大尉にも笑顔で応えます。
「無事にね」
「そうだね」
「よかったわ、ただね」
「ただ?」
「これでね」
さらに言うドロシーでした。
「後は安心してね」
「楽しめるね」
「頂上まで昇って」
「頂上でもだね」
「景色を見て」
そしてというのです。
「それでね」
「楽しむんだね」
「ええ、あとね」
「色々な人達にも会って」
「世界樹の中に実る」
「色々な果物の実もね」
「食べましょう」
こちらも楽しもうというのです。
「是非ね」
「楽しみばかりだね」
「本当にね」
にこりとしてです、ドロシーは大尉に応えました。
「そうした場所よ」
「何度かここに来てるけれど」
「いつもね」
「だから」
それでというのです。
「これからもね」
「楽しんでいこうね」
「そうしましょう、それで今日のお昼は」
今度は食べることの楽しみについてでした。
「何を食べるかだけれど」
「さっき果物のお話をしたから」
それでと言ったトトでした。
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