暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダー エターナルインフィニティ
第三百六十一話 魔界の宴その八
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「想像を絶するわね」
「そして私達もだ」
 さしものアイオロスも表情が強張り額から汗をかいている、そのうえで仲間達に対して語っているのだ。
「その人の子ではと疑われたのだ」
「そのおっさん化けものか!?」
 啓太も顎が外れんばかりの衝撃を受けていた。
「羨ましいを通り越して有り得ないだろ」
「変態色魔でしょうか」
 静乃も本気である。
「文字通りの」
「僅か数年で百人でまだお子さんが大勢いるとしたら」
 かまども唖然となっている。
「その人一人で少子化対策が出来るだ」
「おい、そのおっさん一回紹介しろ」
 みねねも蒼白になっている。
「何やってきて生きてきたか問い詰めてやる」
「風穴開けてやりたいけれど」
 アリアも目が点になっていて言う。
「それで止まる人でもなさそうね」
「というかそのおっさん連れてきて戦わせたらどうだ?」
 かなり本気でだ、ビリーは提案した。
「絶対に強いぞ」
「どの方面で強いんだよ」
 そのビリーに幽衣が横眼を向けてギザギザの歯で問うた。
「というかそんなおっさん連れてきたらアタイ切るからな」
「そのおっさんをか」
「当たり前だろ、数年で百人の子供作る好色爺だぞ」
 幽衣はその男をこう認識していた。
「アタイも油断したら何されるかな」
「見境なしの好色爺はないな」
 リオネス達の学園長も言うことだった。
「ましてや可愛い娘ばかりだしな」
「うむ、底なしの食欲を持つ野獣を羊の群れの中に放つ様なものだ」
 オールマイトはその男をこう認識した。
「やはりここには呼ばない方がいいな」
「というか黄金聖闘士の皆さんまさか」
 かなり本気でだ、紗夜はシャカ達を見ていた。
「違いますよね」
「違います」
 シャカは目を閉じているが額から汗が出ていた。
「そうだと思います」
「そうなんですね」
「はい、おそらく。多分ですが」
「多分ですか」
「流石にあの人でも」
「ははは、幾ら何でもそれはないな」
 アルデバランの豪快な笑みも引きつっている。
「出身地も離れているしな」
「ああ、俺はイタリアだしな」
 デスマスクもかなり必死な顔である。
「あのおっさんイタリアにも来てたけれどな」
「スペインにもいたが」
 シュラも否定に懸命だ。
「その筈がない」
「そもそも我々は顔が違い過ぎます」 
 アフロディーテはこのことを指摘した。
「流石にないかと」
「ロシアに相手の人がいたが」
 カミュはこのことは知っていた。
「流石に私の父親ではないと思う」
「世界各地に子供がいても」
 ムウもいつもの温和さが見えず余裕がない。
「まさか秘境まで来てはいないでしょう」
「黄金の人達をここまで必死にさせるだけでも凄いな」
 杏子も流石に言葉がない
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ