第三百六十一話 魔界の宴その七
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「どの世界の人もね」
「じゃあ私達も?」
「そうみたいだな」
あかりとせいらは顔を見合わせて話した。
「その話なら」
「そうよね」
「ズボンにしたらいいと思うが」
童虎は冷静な突っ込みを入れた。
「そこまで見られたくないなら」
「ちなみに老師女の子の下着については」
「どうでもいいわ」
こう浅葱に答えた。
「今更だ」
「そうですか」
「わしは身体は十八歳だが年齢は二百六十年位だからな」
そこまでの年齢だからだというのだ。
「もうおなごのことはだ」
「どうでもいい」
「そうなっていますか」
「ご高齢で」
あい、まい、みいもそのことがわかってカピバラと共に頷いた。
「お身体は十八歳でも」
「精神年齢はそうですか」
「二百六十歳以上ですか」
「そこまでいくとな」
流石にというのだ。
「おなごにも興味がなくなるわ」
「基本黄金聖闘士の人って女性に興味薄い」
トウテツがこのことを思って言った。
「何か」
「うむ、妾もそう思う」
トウテツのその指摘にクーベルが頷く。
「何処かのう」
「そういうのって信じられねえな」
啓太にしてみればだった。
「女の子なんてそれこそな」
「まあ啓太様みたいな人達の方がですね」
「そうよね」
たゆねといぐさで話した。
「むしろね」
「黄金聖闘士の人達よりは普通に思えるかもね」
「流石に百人子供作った人よりは論外だけれど」
「聖闘士の世界にいるっていう」
「子供が百人って」
このことを聞いてだ、流石に大和も驚いた。
「凄いな」
「うむ、ある意味漢だ」
英雄が見てもそうだった。
「恐ろしいが素晴らしい」
「何しろです」
シャカが目を閉じたまま仲間達に語った。
「老師以外の黄金聖闘士もまさか」
「その人のか」
「子供かと思った位ですから」
「有り得るわね」
シャナも本気で思うことだった。
「それ位の人なら」
「俺には絶対に無理だな」
才人は心からこう思った。
「そんなのは」
「というか才人もあれにしても」
このことはルイズが見てもだった。
「幾ら何でも百人は無理でしょ」
「どうやったらそんなこと出来るんだよ」
「本当にそうよね」
「側室の人何十人もいるにしても」
キュルケは自分の世界のことから考えた。
「そうそう出来ないでしょ」
「あのね、百人も子供とかね」
クリスティーアもどうかという顔で言う。
「もうそれだけで凄いわよ」
「ちなみにそれは数年間でもうけた」
アイオロスは目を閉じて述べた。
「それについてどう思うか」
「僅か数年ね」
「その間に百人だ」
「余計に凄いわ」
流石のクリスティーアも唖然となっている。
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