第三百六十一話 魔界の宴その六
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「そう思います」
「そうだよね」
「そして今からですね」
「そう、パーティーが開かれるね」
「どんなものか楽しみにして」
「加わろう」
「リアスさんのおもてなしを」
「ええ、私の今月のお小遣いを使ってね」
リアスは微笑んで述べた。
「たっぷりおもてなしするわ」
「お金はある人のところにはあるな」
リップルがこのことについて述べた。
「本当に」
「俺のところにはないからな」
こう言ったのは当麻だった。
「残念だけれどな」
「うん、当麻いつもお金ないよね」
その当麻にインデックスが言う。
「それで困ってるよね」
「お前も食うしな」
「私のせいでもあるの」
「そうだよ、それでもお前のこと以外でもな」
とかくというのだ。
「お金がないからな」
「ない人のところにはないんだね」
「お金ってそういうものだな」
「本当にね」
「けれど全体的に観まして」
出久が持ち前の観察力で分析したことはというと。
「お金持っているか困っていない人が多いですね」
「そうですよね」
静が見てもだった。
「皆さん資金面では苦労していません」
「そうした人ばかりで」
「私達の戦いも有利に進めていますね」
「それぞれの世界に一人は絶対にお金持っている人がいるわね」
「そうですよね」
遥と葵もこのことに気付いた。
「私達もお金には困っていませんし」
「何かとね」
「そりゃお金があるに越したことはないよ」
有馬がこのことを話した。
「戦いにもお金が必要だからね」
「食いものとか飲みものとかな」
霊幻が話した。
「医療品とかの用意が必要だしな」
「そうしたことを考えるとお金って大事だね」
犬屋敷も話に加わる。
「何かと使うから」
「若しお金がないと」
その場合についてだ、イチは青くなって言った。
「絶対にスサノオに勝てないわよね」
「三日三晩戦うのに食うものとかなくてどうするんだ」
幸一もこのことはわかっていた。
「俺はそれでも恭子の胸を揉むがな」
「そこでそう言うのね」
「当たり前だ、俺はどうなっても胸を揉む」
「幸一君基本誰でもちゃうん?」
はやての口調は厳しいものだった。
「この前うちのスカートの中見ようとしてたやん」
「たまたまだ」
「たまたま?」
「男はその時は絶対に見るだろう」
「うわ、この子ホンモンや」
はやては幸一の今の言葉に呆れつつも何処か認めていた。
「ほなうちのパンツ見たんやな」
「黄色だったな」
「あの時はそやったわ」
「はやてさんやなのはさんは白や黄色やピンクが多いな」
「えっ、私の下着も見てるの」
「訓練中いつも見える」
「うん、皆下着いつも見えてるよ」
そこはヴィヴィドも指摘した。
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