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MS Operative Theory
MS武装解説
携帯火器(実弾編)A
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、フォルム、機関部、弾倉等、全てが大型で、公国軍の120mmザク・マシンガンに近い兵器といるかもしれない。バレルの下にグレネードを装着するためか、マズル・ブレーキは上と左右のみに開いている。

■ジム・ライフル

 RGM-79N(ジム・カスタム)やRGC-83(ジム・キャノンU)が使った、ブルバップ式ライフル。ライフルというとビーム・ライフルを連想するが、これは実体弾式である。ブルバップ・マシンガンと同系の火砲を基に、バレルの延長や弾倉の大型化(30連マガジン)がなされており、総合的な性能は格段に上がっている。U.C.0083頃には、ジムに携行用ビーム兵器が搭載されることは少なかった。

■100ミリマシンガン

 RX-79[G](陸戦型ガンダム)やRGM-79[G](陸戦型ジム)用のマシンガンで、口径は100mm。折り畳み式のフォア・グリップやストック、本体と平行に装備されるヘリカル・マガジンなど、コンパクト化と実用性を両立された火砲となっている。

■180ミリマシンガン

 陸戦型ガンダム用に開発された長砲身砲。その全長は20mに及ぶため、運搬時は分解されコンテナに収納される。組み立てはMSがマニピュレーターを使って行う。成形炸薬弾、榴弾、鉄鋼弾などの各種砲弾がそろっており、目標を選ばないのも特徴である。


??公国軍を支え続けたMS用大口径機関砲??

 核の投入を考えていたこともあり、MS携行用ビーム兵器の開発に差し迫った必要性を感じていなかった公国軍は、MS用火器は連射系実弾兵器=マシンガンと、ロケット・ランチャーに絞って開発していた。ロケット・ランチャーは発射筒と照準装置さえあれば何とかなってしまう、比較的簡素な兵器だったためと件のクロウは無かったが、マシンガン・タイプの兵器となると話は違った。人間用マシンガンの単純な拡大版では、充分な連射速度や軽量性が得られなかったのだ(既存の機関砲に鉄把を取り付けたタイプも試作されたと思われるが、MSが外装するには口径が小さかったのだろう)。18m級のMSがマニピュレーターで使用する機関砲となると、我々が知る90〜120mm程度が理想的だろうが、機関銃/砲は口径が大きくなるほど連射速度が遅くなってしまう傾向がある。連射を前提に開発されたほうではないが、旧世紀後期の120mm口径の戦車砲では毎分3発程度の発射が限界だったことを考えても、機関砲としての実用限界は60mm程度とも推測された。

 そこで、公国軍は連射機構を司る機関部に、従来のガス圧式ではなく、電気作動式を採用することでザクT用の105mm口径マシンガンを開発。後に搭乗したZMC38Vと呼ばれる形式の120mm口径のザク・マシンガンでは、280発/分という発射速度を達成した。ザクUの主兵装となった120m
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