暁 〜小説投稿サイト〜
魔術師ルー&ヴィー
第二章
]
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 ルーファスはそう言ってヴィルベルトの頭を撫でると、ヴィルベルトは「もう子供じゃないんですよ!」と言って少しばかりむくれたが、ルーファスはそんな弟子をニコニコしながら見ていたのであった。
 休息を終えて、四人は再びクラウェンへと先を急いだ。
 暫くして、後もう少しで街の外れへと入ろうかと言う時…その先に火と煙が上がっているのが見えたのであった。
 時は夕刻も過ぎ、既に夜闇が迫って来ていた。
「シヴィル…。」
「あぁ…遅かった…。」
 魔動車を操作しているヴィルベルトでさえ、自分達は遅過ぎたのだと感じて唇を噛みしめ、ウイツもその光景に言葉を失っていた。
 何もかもが後手に回っている…四人は急ぎクラウェンに入り、この騒動を一刻も早く止めるべく先を急いだ。




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ