218部分:オレンジは花の香りその一
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ないわよ」
恵美は浮かない顔をして話を続ける六人に顔を向けて言ってきた。
「悪いけれどね」
「それだと意味ないじゃない」
咲は恵美の言葉にさらに浮かない顔になった。
「この鬱陶しい気持ち何とかしたくて遊ぶのに」
「そんなのじゃね」
「何かねえ」
「ちっ、こんな時に限っていいニュースないぜ」
野本は携帯のスイッチを切って不機嫌な顔をした。
「巨人は勝つし北朝鮮は相変わらず寝言ほざいてやがるししかも何か女の子が行方不明だってよ」
「最後のそれ何なんだよ」
坂上がその最後の行方不明に顔を顰めさせた。
「何処の話だよ、それ」
「神戸だよ」
野本はその不機嫌な顔で佐々に答えた。
「この神戸でな。出て来たんだってよ」
「よりによってここでかよ」
野茂はそれを聞いて余計に機嫌が悪くなったようだった。
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