暁 〜小説投稿サイト〜
魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第一部
第32話 新年魔法大会 【食事中なのに】
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も、もう選んであるけどネ?? 第三種目MVP、一舎副主任の黒崎要でぇっす???? 第三種目看守枠で琴葉センパイが『ご褒美あげる??』って言ってたから、ここでやってもらおうって事で急遽ベールと新郎用の白いタキシードも準備しましたー?? 勿論、結婚式場のセットも魔法で作ったぜ?? 因みに、コスプレなんで、多分問題ありません。あくまで結婚式ごっこです。リア充死ねって人は下の方へ一気にスクロールしちゃってくだだい」
「え、ちょっと待って聞いてないんだけど……要は知ってたの?」
「お弁当を運んでたら引っ張られて、連れて来られたんだ。さっきまでは知らなかったけど……嬉しいなぁ」
「ホントにどんな恋愛小説だよ。とにかく、やめない? 流石にごっこ遊びする年齢じゃないし、結婚とか本当に特別なことでしょ……?」
「僕は平気だよ? それに、これも“御褒美”のひとつなんでしょ?」
「え、やっ、違っ……!」
「こんな綺麗な格好してる琴葉を独り占め出来ないのはちょっと癪だけど……こんな大事な役を任せられちゃうと、嬉しさのほうが上回る」
「ちょ、要……?? そんな本気にしないで、恥ずかしいから!」
「今は本気じゃないよ? これは“ごっこ”でしょ? 本当の“結婚式”になったら本気だけど」
「じゃあ今の要は演技してるって事でいいんだよね……? だったら、まぁ……合わせればいいだけだし、ね」
「……落ち着いた?」
「うん……」
「じゃ、ベールあげるね……」
「ん……」
「キス、する?」
「唇以外なら、どこでも……」
「ありがと……」
「って訳でおもっくそリア充見せつけられたところでミニ競技No.1は終了です。No.2の出場者、集まれ」
「絶対そうなると思ってた」
「なんかエロチックな雰囲気になった時点で既に終わりは決まっていた。……ってか、琴葉。なんで目を逸らしてるの?」
「立て続けに、どんな罰ゲームだよ……うぅ……」
「もしかして、恥ずかしくて直視出来ないとか? 好き避け?」
「ち、違う??」
「ふふ、顔真っ赤。……気を抜いたら襲ってしまいそうなくらい、好きだよ」
「〜〜〜〜〜〜〜???? そういう発言、ここでしないで! せめて二人きりになったときにしてよね」
「じゃあ、二人きりになれることを期待して待ってるよ。お姫様」
「よくそんな恥ずかしいセリフがつらつらと……??」
「本当っスよねー、琴葉パイセン。なんなんスかこのクソたらし。ぶっ潰してイイっスか」
「ちょ、美桜ちゃん、落ち着いて? 一応、要も演技って言ってたし。ね?」
「鈍感。琴葉センパイの鈍感」
「はい? いや、薄々は気付いてるけど……」
「だとしたらさっさと答えてやったらいいじゃないですかー?? あたしは恋のキューピッドになるんだッ??」
「どんな
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