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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第118話:Final Battle
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「残念ながらな…この腕ではバスターどころか真・滅閃光さえ1回しか使えないだろう」
「なら、ゼロ…前に使ったあれを……」
「……ああ、真・滅閃光で同じことが出来るか分からんが…やってみるか…」
「その後に…俺にさっきの幻夢零を放ってくれ……」
「何か策があるんだな?」
一撃必殺の幻夢零を自身に向けて放てなど正気を疑う言葉だが、エックスの目は正気そのものである。
「勿論だ!!行くぞゼロ!!」
「ああ!!」
バスターと拳を構えるエックスとゼロにルインは笑みを浮かべた。
「ふん、最後まで抗う…か…良いだろう、貴様達の不屈の信念も…魂も…この一撃で砕いてやる!!私の…全力の裂光覇でなっ!!!」
全てのエネルギーを込めて放った裂光覇は今までの物とは比較にならない程の威力と規模でエックス達に迫る。
「砕けるものか!!プラズマチャージショット!!!」
「貴様のようなイレギュラーにはな!!真・滅閃光!!!」
タイミングを合わせて放たれたプラズマチャージショットと真・滅閃光。
「馬鹿め、死に体の貴様らが放った攻撃で私の技が………っ!!?」
思わずルインは自分の目を疑った。
真・滅閃光のいくつものエネルギー弾が次々とプラズマチャージショットに吸収され、巨大化していることに。
「クロスチャージショットの応用か!?」
プラズマチャージショットは裂光覇の光の柱をぶち破り、そのままルインに直撃した。
「ぐああああああ!!!!」
ルインの悲鳴にエックスは表情を歪めながら、ゼロに目配せすると一気に駆け出した。
「エックス、受け取れ!!幻夢零!!!」
エックスに向けて放たれる一撃必殺の衝撃波。
まともに受ければ死は免れない一撃をエックスはその背に受けた。
『エックス!?』
目を見開くライト博士だが、ワイリーはエックスの異変に気付き、声を荒げた。
『いや!ライト、エックスの体を良く見てみいっ!!』
『……あれは、レイジングエクスチャージ!?』
ダメージによって崩壊していくエックスの体がレイジングエクスチャージで再生されていく。
『成る程、エックスめ…中々考えたのう。レイジングエクスチャージは体にかかる負担こそ凄まじいが、その効力もまた凄まじい。幻夢零のエネルギーを受けながらもレイジングエクスチャージで体の崩壊を防いでおるようじゃな』
『しかし、何故そのようなことを…?それにエックスの精神が保つのか…?』
『恐らくはエックスは最後の一撃を繰り出すためにゼロに幻夢零を放つように指示したのじゃろう。それにそんな心配は無用じゃ、ライトよ。あのエックスの顔を見てみいっ!!あの忌まわしいロックマンと同じく決死の覚悟を決めた
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