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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第118話:Final Battle
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娘じゃった。普段はとても素直で優しい良い娘じゃよ』

『ほう、そんな相手と戦う羽目になるとはエックスのあの幸の薄さは親譲りか。そう言えばロックマンも結果的にとは言えロールを守れんかったしな。妹や恋人の差はあれど、貴様の息子共は女を不幸にするジンクスでもあるのかのう?』

『その原因を間接的に作ったお主が良く言えるのう?ワイリーよ?』

『ふん』

横目で睨むライト博士にワイリーは鼻で笑うとルインに吹き飛ばされるゼロとエックスを見守る。

ライト博士もまたエックスとゼロの戦いを見守る。

限界などとっくに越えているだろうにそれでも戦い抜こうとする2人の姿を見て、隣にいるワイリーの存在を見て、あの時…ダブルギアシステムの件からずっと噛み合わなかった歯車が噛み合ったような気がした。

「プラズマチャージショット!!」

「電刃零!!」

「滅閃光!!」

プラズマチャージショットと電刃零の同時攻撃を滅閃光の弾幕と衝撃波でやり過ごすが…。

「ノヴァストライク!!」

「ぐあっ!!」

滅閃光発動後の硬直を突いてノヴァストライクをルインに直撃させ、まともに受けたルインは勢い良く吹き飛ばされた。

「喰らえ!!」

バスターを構えてチャージショットを乱射し、ルインに全弾直撃させる。

「ダブルアースクラッシュ!!」

チャージショットの乱射に耐えきったルインはダブルアースクラッシュで反撃する。

「真・滅閃光!!」

対するゼロも真・滅閃光でダブルアースクラッシュを相殺するが、ルインはセイバーを構えてゼロとの距離を詰めていた。

「本命はこっちだ!!乱舞で散れっ!!」

「させない!!」

振り下ろされたセイバーをエックスがブレードで受け止める。

全撃決まれば確かに強烈だが、初撃さえ防いでしまえば乱舞は決まらない。

「チッ!!」

乱舞の弱点を見抜かれたことにルインは表情を歪めた。

「電刃!!三日月斬!!断地炎!!」

その隙を突いてゼロは必殺技を連続でルインに叩き込む。

「良いぞ、良いぞ。その調子だ!!ようやく魅せてくれるようになったなあっ!!」

嬉々とした表情でゼロにチャージセイバーと追撃の真空刃を喰らわせる。

「ウィルレーザー!!」

チャージウィルレーザーを発射し、ルインに直撃させるが、特殊武器は通用しないのかダメージがない。

「(やはりシグマウィルスを支配しているルインにはシグマウィルスの影響を受けたレプリロイドの特殊武器は通用しないのか…)」

「ダブルチャージウェーブ!!」

「クレッセントショット!!」

チャージクレッセントショットの衝撃波のバリアで何とか凌ぐエックス。

「真月…」

「ア
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