外伝〜鉄機隊、再び〜
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……今頃戦術科と主計科でもカオスな事になっているでしょうね。」
「クスクス、生徒もそうですが教官の方々も内心混乱されているでしょうね♪」
「まあ、今までの特別演習で何度も戦った結社の幹部だった人が突然自分達の教官として派遣されてきたら、普通は混乱とかするでしょうね…………」
「つーか、どう考えてもZ組(俺達)は3人の中で”ハズレ”を引いたようなもんだろ。よりにもよってポンコツ剣士なんだからな。」
「ちょっと、アッシュ…………”一応”教官になるんだから、さすがにその言い方は失礼でしょ。…………まあ、あたしも正直な所デュバリィ教官よりも他の二人のどっちかの方がよかったとは思うけど。」
「君も何気に失礼な事を言っているぞ…………何だかんだ言って、デュバリィ教官は剣士としての腕前だけは”現代の鉄騎隊の筆頭隊士”の名に相応しい実力なんだから。」
ジト目で呟いたアルティナと微笑みながら答えたミュゼの意見にゲルドは苦笑しながら同意し、呆れた表情でデュバリィを見つめながら答えたアッシュの感想にユウナは困った表情で指摘し、クルトは疲れた表情でユウナに指摘した。
「誰が剣術しか取り柄のないポンコツ女ですか!?貴方も無意識で失礼な事を言っていますわよ、ヴァンダール!―――”少々力を付けてきた程度”で、生意気になってきた雛鳥達を躾けるちょうどいい機会ですわ!3人纏めて私の剣で”教育指導”をして差し上げますから、表に出やがりなさい!!」
「ハッ、上等だ…………!今度はシュバルツァー達や旧Z組のパイセン達抜きで返り討ちにしてやるぜ…………!」
「お、落ち着いてください、デュバリィさん!お気持ちはわかりますが、教室内で剣を抜くのは止めてください!」
「頼むから、”教官”になったんだから今後はもう少し冷静な態度で対応してくれ…………」
自分にとっての侮辱的な言葉を口にしたアッシュ達にデュバリィは顔に青筋を立てて声を上げた後剣をアッシュ達に突き付け、デュバリィの行動を見たアッシュがデュバリィの挑発に乗ろうとしている中セレーネはデュバリィを宥めようとし、リィンは疲れた表情で頭を抱えて呟いた。
〜分校長室〜
「フフ、今頃それぞれのクラスで”彼女達”の派遣に驚いているでしょうね。」
「フウ………教官陣である我々ですら青天の霹靂の出来事なのですから、生徒達が驚くのも当然かと。…………それよりも、本当に彼女達に一部の座学を任せてしまって大丈夫なのでしょうか?新たに追加されることになった”実戦技術・応用”の件に関しては彼女達の実力を考えれば不安はないのですが…………」
一方その頃、リアンヌ分校長と今後の方針を話し合っていたミハイル少佐は静かな笑みを浮かべて呟いたリアンヌ分校長の言葉に疲れた表情で溜
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