暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第117話:RUIN STAGE W
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
と言うのに。なのに何故チャージなしで放てる!?)」

「(上手くいった…!!レイジングエクスチャージを部分的に発動させることを!!)」

レイジングエクスチャージをバスターにのみ発動させることでチャージ時間もなしにプラズマチャージショットを放てるようになった。

おまけにレイジングエクスチャージの恩恵の1つなのかアルティメットバスターのような発射後の次の発射までの僅かなタイムラグもない。

「ぐ…おおお…!!」

レイジングエクスチャージでバスター性能を極限まで高めた今のアルティメットアーマーはガイアアーマー以上のバスター性能を誇るため、流石のルインも表情を歪めた。

「ノヴァストライク!!」

怯んだ隙にエックスがレイジングエクスチャージを解除し、ルインにノヴァストライクを叩き込み。

「滅閃光!!」

それと同時にゼロが滅閃光を繰り出してルインに直撃させた。

「ぐっ……!!」

ノヴァストライクと滅閃光の同時攻撃にはルインも吹き飛ばされてしまう。

「(やった…か?)」

いくらオメガより強かろうと彼女は標準の人型レプリロイドだ。

流石にあの超巨体のオメガ程の防御力はないと思いたいが…エックスの望みを裏切るかのようにルインはゆっくりと起き上がりながら微笑を浮かべた。

「ク…ククク…今のは良い攻撃だった。中々器用だなエックス。レイジングエクスチャージを部分的に発動することで負担を最小限に抑えつつ攻撃性能を極限まで高めるとは…お前も能力強化を使うなら私も遠慮なく使うとするかな?オーバードライブ…これはゼロにもない私だけの能力だな」

紅いオーラを纏ってエックスとゼロを睨み据えるルインに対してエックス達は油断なく構えた。

オーバードライブは発動中はルインの戦闘力を2倍にまで高める能力強化技。

しかもオーバードライブにはレイジングエクスチャージ程の甚大な負担がない。

いよいよ彼女が本気になってきたのをエックスとゼロは肌で感じた。

オーバードライブの紅いオーラを纏いなからルインは戦いの呼吸を取った。

「……さて、エックス…ゼロ。第2ラウンドと行こうか?」

そう言った直後にルインの姿が掻き消えた。

「っ!!」

悪寒を感じたエックスはブレードを構えるとルインのセイバーを受け止めた。

「この速度に反応するとは、やるなエックス!!」

受け止められたと言うのに嬉々としてセイバーを振るうルイン。

「ぐっ…くっ…!!」

ルインの剣撃を必死にブレードで受け止めるエックス。

部分的なレイジングエクスチャージで腕力とブレードの出力を上げていると言うのに防ぐので手一杯だ。

「エックス!!」

援護しようと滅閃光のエネルギーを纏わせ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ