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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第116話:RUIN STAGE V
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り効果はないようだな…!!」
ゼロもダブルチャージショットを放ってオメガの攻撃が通用する箇所を探す。
「スパイクロープ!!」
ならば今度はクラーケン以上にウィルスと縁のあるレプリロイドのローズレッドの特殊武器のチャージ攻撃を繰り出す。
巨大な茨の塊が凄まじい勢いでオメガに炸裂し、オメガの巨体が僅かに揺らいだ。
「少しは効いたか?」
「エックス、来るぞ!!」
「トリプルレーザー」
右肩、左肩、本体の目からレーザーを発射する。
エックスはホバリング、ゼロは空円舞で回避するとエックスとゼロは同時にバスターを構えた。
「スパイクロープ!!」
「ダブルチャージショット!!」
レーザーを放った直後の硬直を狙って本体の頭部に直撃させた。
「グウウ…」
直撃を受けたオメガの本体が呻いたのをエックスとゼロは見逃さない。
「そこか!!」
「エックス、一気に決めるぞ!!」
再びチャージスパイクロープを繰り出し、ゼロは滅閃光を繰り出す。
弱点に弱点武器と必殺技を立て続けに喰らうオメガの表情が歪む。
「とどめだ!!ノヴァストライク!!」
本体の頭部に向かって渾身のノヴァストライクを繰り出すエックス。
しかしオメガは動じることなく、角のような部分から巨大なエネルギー弾を放つ。
ノヴァストライクを発動していたエックスは自分からそれに飛び込むような形になる。
「ぐっ!?こ、これは…!!」
ダメージは大したことはないが、まるで動けない。
オメガがセイバーを構えるのを見たゼロはエックスを助けようとするが。
「エクシードバスターネオ」
「なっ!?ぐああああっ!!!」
左腕のバスターからオメガのチャージショットとも呼べる攻撃がゼロに放たれる。
咄嗟にゼロはシールドを展開したが、あまりの出力に耐えきれずにシールドが吹き飛び、ゼロは直撃は避けられたが吹き飛ばされてしまう。
「ゼクシードセイバーネオ」
無慈悲にエックスに向けて振り下ろされるオメガのチャージセイバー。
「ガイアアーマー!!」
咄嗟に防御力に秀でたガイアアーマーに換装するエックス。
刀身が床に叩き付けられるのと同時に凄まじい衝撃波が発生する。
まともにゼクシードセイバーネオの一撃を喰らったエックスはあまりの破壊力にもし、あれをアルティメットアーマーのまま受けたら、もしガイアアーマーの換装が間に合わなかったと思うと背筋が凍る。
オメガのチャージセイバーであるゼクシードセイバーネオの一撃は特殊合金のガイアアーマーの装甲を粉砕してしまった。
「ぐっ……」
ガイアアーマーはもう使えない。
つまりエックスは超絶的な守りを
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